コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

初めて正体を見た話。(たいしたお話ではないです。)

こんばんは。

 

コツメの母さん。です。

 

我が家と駅までの道のりの途中には昔ながらの素敵な戸建が立ち並んでいます。

立派な門戸に庭を挟んで二階建てのお家。

和風、洋風、のお家が道路沿いに連なっています。

 

植木もそれぞれ素敵で、バラだったり、松だったり、柿の木やハッサクの木、などなど…とてもきれいなんです。

 

もう幾度となくその道を歩いてきたわけですが、必ずと言っていいほど、あるお家の前を通ると

 

わうーーっわんわんわん!!!

 

と犬の鳴き声が聞こえてきます。

 

明らかに私とコツメが家の前の道路を歩いているからなのですが、こちらからその犬の姿を見ることはできません。

 

なぜならその犬のおうちは立派な門にしっかりした格子の扉が閉めてあり、その横は立派な車庫。そしてぐるりと垣根。

庭が挟まって向こうに母屋があるのですが、その母屋は垣根があるので玄関以外はほとんど見えないのです。

 

外からは見えにくいけれどおそらく家の中からは道路の向こうで人影が動いているのは見えるのでしょう。

多分その犬は家の中から外に向かって吠えているのだろうなぁと思いました。

 

 

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さて、コツメは小さい頃、この家の前を通ると必ず

 

うーーーーわんわんっ

 

と吠えられると同じように

 

うぉおおおん ワンワンワンッ ギャウンッ

 

と吠え返していました。

 

コツメちゃん、かなりリアルな鳴き声で吠えかえすので姿は見せはしないのですが向こうも負けじと

 

ギャンギャンギャンッウーーーーーッ

 

と吠えてきます。

コツメもまけじと食い気味に

 

ギャォンギャオンッ

 

と戦うのでした。

恥ずかしいので私はそのたびに

 

「コツメちゃん。犬が興奮してかわいそうだからやめなさい。」

 

と言っては足早に去るのでした。

 

こうしてその犬とコツメの垣根越しのやり取りはコツメが幼稚園児の頃から数年続いたのでした。

 

そんなコツメももう中学2年生。

つい先日、週末コツメと出かける際にまたその家を通りかかったのです。

するとまた

 

ワンワンワンッウウウーーーーー!!

 

といつもの鳴き声が聞こえてきました。

 

また吠えてる…と思いながらふと門の扉の下の方に目をやると…

 

門越しにあの犬がいるではありませんか!!

 

コツメちゃんも少し驚いたようでした。そして

 

「何年も吠えられたけど…初めて見た。てか、犬、すげえちっちゃい。」

 

と言いました。

 

コツメが幼き頃からめちゃめちゃ吠えていた(いや、この時点でもワンワン吠えている)犬は

 

 

 

 

 

 

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めっちゃちっちゃいチワワでした。

 

勝手に思っていただけですよ。

勝手な思い込みですが

コツメも私も

 

なんか、想像と違ってた…

 

って思ったのだと思います。

 

そして歩きながら

 

そういえばコツメちゃんもいつの頃からか吠え返さなくなったなぁ…大きくなったんだなぁ…もう14歳だもんなぁ…

 

と思った

 

コツメの母さん。でした。