こんばんは。
コツメの母さん。です。
絶賛外壁工事中の我が家ですが、外壁工事をするにあたっていろいろな出来事があります。
今日は我が家の金魚の話です。
先日もブログに書いたのですが、外壁塗装工事をするにあたり、ベランダ内も塗装をするということで我が家はベランダに置いてあるすべてのものを家の中に移動しなければいけませんでした。
ベランダには植木の他に金魚を飼っています。
金魚はトロ舟という大きなプラスチックの箱に12匹飼っていたのですが、家の中でトロ舟で世話をするのは無理…と思い、空いていた水槽を2つ保管していたのでその水槽に水をいれ、金魚をそれぞれ6匹ずついれてリビングで飼育することにしたのです。
ここからはA組B組とよびますね。
私はトロ舟に柄杓を入れて捕まえた順に水槽に金魚を入れていきました。
6匹ずついれたのですが、水槽に入った直後にすぐにすいすいと元気に泳ぎ出したのはB組の金魚たち。
A組の金魚たちは新しい環境でおどろいたのかじーっとした印象でした。
しかも、同じ水の量、同じ時間同じ量の餌やりなど条件は同じなのですが、餌をやった時にすぐに水面にでてきてパクパクと食べるのは元気なB組。
A組の金魚たちは餌が下の方に沈むまでじっとして、底のほうで食べているのです。
「偶然だけど、タイプがあったのかなぁ…。メンバーでクラスの雰囲気って変わるけど、金魚もそうなのかなぁ。」
なんて思いながら数日が経ちました。
そして4日前…。
リビングのソファに座っていた私は何気に横にあった水槽に目をやりました。
すると…
B組の金魚の1匹がお腹を横にして水面に浮かんでいたのです。
最初、死んだのかと思いました。
新しい環境で水の温度が変化して病気になってしまったのかも…。
ぷくぷくは入れているけど、ろ過装置はつけていません。水が汚くなってしまったのかも…。
トロ舟にいたときはぷくぷくなしでも元気だったのですが、やはり金魚の数をすくなくしてもぷくぷくで空気を入れても水槽は狭かったのかな…。それに水や温度も合わなかったのかも…。
と一瞬で考えたのですが、お腹を横にして浮かんでいた金魚が状態を立て直して少し泳ぎ出したのです。
「よかった。いきてる!」
と思ったらまたゆらゆらとお腹が横になって浮かんでしまうのです。
「やっぱり病気になってしまったのかも…。だったら他も金魚も今は元気だけど病気にかかってるかもしれない…!」
そう思った私はバケツを持ってきてカルキ抜きした水に食塩を入れ、0.5パーセント弱の食塩水を作り、横になって浮いた金魚をひしゃくですくい、別居and塩浴and絶食させることにしたのです。
金魚は体が弱ったらとりあえず塩浴と絶食です。
バケツの中のB組の金魚子(これからこう呼びます)は柄杓ですくった時、元気揃いのB組のなかでは小柄な子だと思いました。
なんだかとても弱々しく見えたのです。
バケツの中の金魚子はのぞいてみると最初はゆらゆらしたりしていました。
でもその日のうちに横向きで浮かぶことはなくなり落ち着いて泳ぐようになっていました。
バケツの底でじぃっとしていますが、元気そうです。
翌日もバケツをのぞくとじぃっとバケツの底にいたり、また見に行ったときはすいすいと泳いでいました。
金魚子は一人になって落ち着いた様子でした。
病気じゃないかも…。環境が変わったストレスかな?と思いました。
そして私は昨日、金魚子に餌をあげてみました。
弱った金魚に餌をあげると内臓に負担がかかるので絶食(金魚は一週間食べなくてもいきていけるのです)させるのですが、金魚子は思いの外元気そうだったので少しだけあげてみたのです。
金魚子は小さな口でぱくぱくと餌をたべていました。
↓画像は別居してバケツに独り住まいの金魚子です。
その後のフンも色はおかしくなかったし、元気にすいすい泳いでいたのでホッとしました。
おっと。水槽にいるのこりの11匹の金魚たちのことを書くのを忘れていました…!
A組の金魚6匹とB組みの金魚5匹ですが、金魚子が体調を崩した日に、
「もしかしたら水槽の環境が悪いのかもしれない…水が悪いかもしれないし、場所自体が変わったことでストレスなのかもしれない。もし病気だったら病気が流行るかもしれない。」
と心配になった私は、玄関に置いてあった空のトロ舟にカルキ抜きした水をいれ、A組B組の金魚たちをもとの1クラスに戻したのです。
我が家の玄関の土間に広げられた再編成のトロ舟クラス…。人間の私たちにとっては玄関を占領されて困るのですが、これもいたしかたないのです。
もう私は金魚学校の担任の気持ちでした。
さて、話は今日の出来事になります。
朝、バケツの金魚子をのぞくと元気そうに落ち着いた様子で泳いでいました。
「これならもとのクラスに合流できるかも…」
と思った私は、最後に餌をあげてお腹を満たしてから柄杓で金魚子をすくうとトロ舟に静かにもどしたのでした…。
ホッとひといき。
コツメの母さん、期限がきれそうなシュークリームをあわてて食べ、コーヒーをのみました。
そこから朝ごはんの片付けやら部屋の片付けなどしたり、昼ご飯をつくったりしてすっかり金魚のことは忘れていたのです。
ところが、です。
午後になり、玄関にいくとトロ舟の金魚たちが元気に泳いでいるような感じがしました。水面がゆらゆらしていたからです。
でも…
のぞいてびっくりしてしまいました。
金魚子がまた横になって浮かんで…
いたのではありません!
4匹の金魚が束になって金魚子をつっつき、金魚子は体が横になって水面からうかびあがっているところをちょうど見てしまったのです。
やっと潜った金魚子を一回り体の大きい金魚たちが追いかけ回しています。
もう本当にかわいそう。
広いトロ舟なのに私が見ていた5分間のあいだでも金魚子はなんども追いかけられてつつかれていました。
みんな赤い和金の金魚ですが、あまりに集中攻撃されているので「この子が金魚子だ。」ってすぐにわかるくらいです。
ひしゃくでレスキューするもの見分けがいらず、簡単に金魚子をつかまえてもとのバケツに入れました…。
以前のトロ舟のときはそんなことはなかったのに、水槽に分けた数日間で何が起きたのでしょう。
水槽が狭くてB組の元気な金魚もイライラしていたのだろうか…。
本当にThe・いじめって感じだったのです。
しばらくしてトロ舟をのぞくと、金魚子のいないトロ舟の金魚たちはしずかーに水の底で固まっていました。(こわ!)
コツメの母さん、とてもびっくりしましたよ…。
今後はしばらく金魚子1匹で過ごさせて、おちついたらトロ舟に戻したいです。
同じトロ舟に仕切りをして金魚子だけのスペースをつくろうか、とか、このまま1匹で飼おうか…といろいろ考えている
金魚組担任のコツメの母さん。でした。