こんにちは。
コツメの母さん。です。
昨日の朝はお弁当をつくりました。
大学3年生のピヨ姐のお弁当です。
来週から前期試験でもうすぐ夏休み。
今は対面式になりましたが、前期もほとんどオンラインだったので
「もう前期が終わるの?」
という感じです。
前回のブログの私のワクチン話にお付き合いいただいて、本当にありがとうございます。
みなさんのあたたかいコメントやブコメを読み、自分で不安を書くことで客観的になれました。(本当はもっときついこと言われるんじゃないかと思ったのです。きっと不快に思われた方もいらっしゃったと思います。すみません…。)
私は新しいことに対してすごく慎重になってしまうのだと再確認しました。
そして、その新しいことに対して周囲がぱっと受け入れて、飲み込んでスピーディに運んでいく様を見ていると、よけいにブレーキがかかってしまうのです。
そのスピードについていけないのです。
ほんの一ヶ月前までは
「医療従事者や高齢者にだんだんワクチンがまわってきたけど、私たち中高年にワクチンがくるのは年内は無理かもね。」
なんてネットで話されていたのに、今は接種券が届きはじめています。
そうなるとこんどは私の地域だと
「隣の○市にはもう接種券が届いているのにうちの△市は遅いよね。」
となっています…。
飲み込みの悪い私は『ついこの前まで「年内までにはこないよね。」なんて言ってたのに隣の○市の1、2週間の違いでそんなに言わなくても…』と思ってしまうのです。
世間はどんどん変化して、人はついこの前に起きていたこと、忘れてしまうんですよね。
私はついていけないのです。
コツメの父さんはこういうことにはかなりとりかかりが早いのですが毎度毎度おこる私の愚痴や愚かな恐れには理解をしめし、
「それでいいと思うよ。あなたはファーストペンギンじゃないからね。政府がどんどんワクチン推ししている事に不安があるのもわかるよ。だけど世界も日本もこのまま動かなかったら経済的に泥舟のったまま沈むの待つだけだから、もう動かさなくちゃならないしね。」
と言いました。
そしておそらく今は予約は取れずとも、結局ワクチン余るんじゃないかとも思います。
コロナが騒がれ始めた時、マスクが手に入らなかったけれど今はどこにでも売られているように…。
私は打ちたいなと思った時に行こう。まだ決定せずに優柔不断でいてもいいよね、と思いました。ペンギンの群れの一番後ろでもたもたしていてもよいやと思ったのです。
でもね…
実家の母と電話をした時に
「コツメの母さんちゃんも早く予約しなよ。」
とまたいうので
「まだ迷っているんだよね。」
と言いました。
すると母は
「え?なんで?あんたのことだからすぐに接種するって思ってたけど…。」
と言うのです。
「わかるんだけど、ちょっと怖いんだよね。」
と不安を口にしたとたん
「え?なんで?私だってリウマチだけど先生に相談したら大丈夫ですよって言われて一回目打ったけどほんとに大丈夫だったよ。」
と言うのです。
「わかるよ。だけど今はいやなんだよ。なんでかっていったら、今回のワクチンは今までの不活化ワクチンや生ワクチンと違って人工的に…」
と母に言ってもわからないだろうからmRNAという言葉は使わずに噛み砕いて説明しようとしたのです。
ところが昔っからまどろっこしい説明を拒否して己の本能と勘と根拠のない自信で生きてきた私の母は私の言葉をさえぎると大きな声で
「なんだかさー。あんたの言ってることって〇〇(←なかなかの個性的な宗教団体)の人みたいね。」
と言ったんですね。
心の中でサーってなりましたが、
「だからね。お母さんのいう心配ないよは接種後の副反応のことだと思うの。私が心配しているのはそこじゃないんだよ。ただの心配しすぎになればいいけど、私の心配は数年後のことなんだよ。とはいえ、こんなこと心配している私だけど、ちょっとしたら接種するかもしれないけどね。今はまだ迷ってるんだよ。」
と言うだけにとどめておきました。
母もやっとそこで一応分かったみたいです。
電話を切った後、食洗機に朝食でつかった皿を並べながら
ほんとの娘だから「はいはい。」ですむけど、
私の弟(独身)が結婚していたらうちと母だとお嫁さんは大変だろうな…と思いました。久しぶりにそう思いました。
私が中学生くらいの頃から思っていたことだけどね…。
母のそういう無邪気が昔はほんと苦手だったなぁと久しぶりに思い出した
コツメの母さん。でした。