コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・大学2年生)、次女(コツメちゃん・中学1年生)の四人家族です。

アメリカでの痛い思い出 後編② サラバ!アメリカ!最終回。

こんにちは。

 

コツメの母さん。です。

 

とうとうこの「アメリカでの痛い思い出」シリーズ、最後になりました。

はっきりわかりました。

私、文章を書く能力が低い…。1記事で済ませるつもりが、こんな量になってしまった。

そして量のわりに内容が薄い!

しかもいつまでも思い出ひきずってる自分がキモい…!

読んでくださっている方に申し訳なくなっています。

やめようかとも昨日あたりで強く思いましたが途中もキモいので書きます。

 

以前の記事はこちらです!

 

www.kotume-kasan.com

 

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アメリカにいる日ものこりわずか。卒業してから帰国するまでの間は引越しのパッキングと後片付け。

 

卒業式を終えて、ぼちぼち引越しのための荷物の片付けに入りました。

卒業したはずの父さんですが、別の授業をとっており、まだまだ忙しくこれらは私の仕事になりました。

 

まずは仕分けです。

 

日本にもってかえるもの。

アメリカにおいていくもの。

 

を決めていきました。

 

アメリカにおいていくもので使えるものは中古品として誰かに引き取ってもらうのですが、たいてい日本からやってくる次の入学生に買ってもらうのが一番楽なやり方でした。

帰国する方にとっても入国する方にとってもWinWinなのです。

 

次の代の日本人が6月くらいからでしょうか。だんだんやってくるようになりました。

コツメの父さんたちは卒業したので帰国するまでは海外生活を送る後輩の相談にのったりしていました。

私のような帯同者も引っ越して来た留学生のお嫁たちの心配に答えます。

同じ敷地内に引っ越してきたお嫁たちに誘われていろいろ質問されます。

 

「このスーパーが一番近いけど、反対側にもあるよ。」

とか

「英語をほぼ無料で学べる教室がすぐ近くにあるよ。」

と案内したり、

洗濯場のプリペイドカードはどこで売られているかとか、

「敷地内のあそこのドーナツは一個一ドルだけど16時に売れ残ってると50セントになるんだよ…」

までいろいろです(笑)

 

 

そのうち入学予定の日本人の一人からメールが我が家に届きました。

 

「まだ日本にいますが、車と家具を買いたいのでコツメさんちの使っているものをとりおきしたいです。現地に着いたら見に伺いますのでとっておいてください。」

 

というものでした。

どうやらご夫婦のようでした。

 

私たちは買ってくれる後輩が見つかってよかったなと思いました。

父さんの日本人クラスメートも後輩が購入してくれることとなり、「アメリカにやって来た人にもう売ったよ」とか、「すんなり取引できた」と言っていたので、私たちもペア?が見つかって安心したのです。

 

先輩と後輩だし、日本人同士だし、自分たちのプロフィールはどこの大学をでて、どの会社に勤めてどういう形で大学に来ているかも大学の公式ページにで出ています。

どこの誰ということが知られて居ますからトラブルなどおきないですし、もうすこしまけてほしいなどの交渉はありますが、これからもどこかで繋がって行く関係ですからよほどのことは普通はないのです。

 

アメリカの公園で知り合った日本人の方とお茶をした時、

「ネットの個人売買の掲示板で帰国直前の日本人から車を買ったけれど、同じ日本人だからと思って信頼して買ったのに、指定の駐車場に置いてあった車に預かったキーを差し込んだら…。びくとも動かなかった。本当にショックだった。」

と話してくれました。

電話をかけても連絡がつかず…すでに逃げられた後でした。

 

そんなこともあるのでよかった…と思っていました。

 

買い手も見つかったし、コツメ家は

 

売りたいものをリストアップして値段もつけて返信しました。

 

車だけは父さんが値付けをして、父さんが忙しかったので家財道具(何十点もあります。)は私がを値付けすることにしました。

 

家財道具を値付けするときに、私は2つに分けることにしました。

 

1.父さんが1つ上の先輩から買い受けた生活用具一式。

↑こちらは昨年父さんが先輩から譲り受けるときにやりとりしたメールに書いてあったリストを参考にしました。値付けはもううろ覚えなのですが、譲り受けた値段のままか、下げた覚えがあります。

2.私たちがアメリカにきて購入したIKEAの家具。

自分自身で新品で買った家具だったので1年使っていないことを考えて半額でいいかな???と思って50パーセントオフで値付けしました。

 

まったく個人の売り買いで売り手になったことのなかった母さんは相場がいくらかもまったくわからず、自分で考えて値付けをしたのです…。

 

私たちがアメリカに居られる時間もあと一ヶ月となりました。

 

次の代の日本人家族がくるなか、買い手の方はアメリカにくる日が確定していませんでした。

なので私たちの車や荷物を見に来る日程も確定しないままの状態が続きます。

 

帰国する前に父さんと母さんとピヨ姐は卒業記念旅行でヨセミテ国立公園に行くことにしていました。

大変だった一年だったので最後に旅行しようと決めていたのです。

ヨセミテ国立公園は広大な公園(ていうか山あり谷あり、滝ありの大自然)で宿泊施設もキャンプ場からスティーヴ・ジョブスが結婚式を挙げた高級ホテルまで様々な宿泊施設があります。

 

ただ公園の中にも外にもたくさんホテルがあるけれど、やはり公園内のホテルが人気があります。せっかくなら公園の中で泊まりたかったのですが、荷物を見に来る後輩の日程が確定するまでは予約しないで待っていました。

時間がなかったのです。

やっと後輩のやってくる日取りの連絡が来たのでホテルを予約したのですが、公園内はすべてうまってしまったあとでした。

仕方ないね。といって私はリストアップした家具の掃除をしました。

 

その間もすでに生活を始めているお嫁さんたちとのお茶会などがあったのですが、すこしだけ気になることがありました。

どうも我が家の荷物を買ってくださる方は子どもがいないようなのです。

 

私のリストアップしたものの中の数点は子ども部屋用のランプとかあったのですが、まったくそのことに「いりません」などの連絡はなかったのです。

 

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そのことがちょっとだけ気になりました。

 

さてとうとうご夫妻がやってくる日になりました。初対面ですが多分私たちより若く、初々しい感じがしました。

私も父さんもとても緊張しました。向こうも静かな方で、一通り家の中に置いてあるもの、車も見学して回って帰っていったのです。

 

私も緊張して日本に持って行くはずのものを売るものと勘違いしてしまったり、「これは売ってもらえませんか?」と言われたけれど「これは売れないんです。持って帰るものなので。」とやりとりがありました。ミスもあったし、お断りしたりしてお互いの会話が弾まなかったまま、とにかく見学は終わりました。

数日後、父さんのところにメールが来ました。

 

注意・なにぶん昔なので完全に再現はできませんが、なるべく文章の雰囲気が伝わるように書きたいと思います

 

先日はありがとうございました。

 

車についてですが、こちらに来ていろいろな方の話を聞いたところ、車の値段が普通より高く値付けされているのではないか、と言われました。

 

 

家具については子ども用の○と✖️と△は子どもがいないのでいりません。

 

リストにゴルフセット一式と書いてあったのに見てみるとゴルフクラブの数が揃って居ませんでした。

 

はっきりいって不信感でいっぱいです。

 

家具も思ってたよりよくなかったです。

 

という内容が書かれていました。

 


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ゴルフセットは先輩からかったそのままだった上、以前の記事にも書きましたが父さんも私もゴルフをやったことがない初心者だったこと。

そして知らないまま値付けしたのは私です。

それは紛れもなく大ミスでした。

 

ただ、見に来た時点でどうして指摘してくれなかったのだろうと思います。静かな方だったので言えなかったのかもしれません。

 素直にとればこちらのミスで不快な思いをさせてしまったと思います。

そして私たちのことが信用できなくなってしまったのかもしれません。

 

だけど、滞在残りわずか他の私たちの方が立場が弱いのです。ぎりぎりまで買いますと取り置きしておいてキャンセルするのは言いにくいから、ゴルセットのミスは使えるミスだったのだと思ったんじゃないのかなとも一方で思ってしまいました。

当時はそう思ったけれど、相手がゴルフ経験者だったり知識があればゴルフセットの中身がわからない人がいて中身が足りないまま売りに出していたら怒っても当たり前だな…と過ぎ去って見て思うようになりました。

 

直接言えないけれどメールでは言える(しかも強く)のタイプだったのかもしれません。

 

とにもかくにもゴルフセットのことはこちらが悪いです。指摘しても当然です。

だけど…
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家具については思っていたよりよくなかったのは…

 

私に言われてもどうしようもないことではないですか?

 

愛着があるものを否定されたような気持ちになったし、同じ敷地に住まわれてた同期のクラスメイトが売ったものよりは(値段が安かったのかもしれませんが)新しくてきれいに使っていたほうだったよと心の中で思いました。

 

一生懸命掃除していた自分が本当にばからしくなりました。

 


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車の値付けは父さんでした。車についてはやはり高価なものなのでそういわれたら仕方ないと思います。

 

すこし話はそれますが、私たちが引っ越すことは近所の方々も知っていました。

ある時ピンポンがなったので私が出ると、お向かいのフィリピン人のご家族のお母さんが立っていました。

 

「もうすぐ引っ越すんだよね?車、私たちで○ドルで買いたいんだけど、どう?」

 

と言われていたのです。

だけど、もうすでに「車をかいたいのでとっておいてください」って言われているし…と思った私は律儀に約束を守ってその申し出を断っていました。

 

掃除なんてしなくていい家具を掃除したうえによくなかったと言われ、

 

車も約束があるからと買いたいという方の申し出を断って待っていたのにこちらが騙しているような言い方をされ、

 

ヨセミテ公園の中に泊まれない…。

 

相手の知らないところで相手のためを思ってして来た結果が

 

「不信感でいっぱいです」

 

相手のためにやったことなんてしょせん独りよがりだし、相手に言えないし言いたくもないです。

ただただ悲しい。

コツメの母さん、ほんとに泣きました。

 

でも…一番不安だったのは

 

あと数週間で帰国しなければならないことです。

 

相手の方も同じ大学に入るのですから、重々私たちの状況をしっていたはずです。

 

父さんはメールに対し、ゴルフセットの件は理由も伝えて謝り、できれば家具等買っていただけると助かるという旨を伝えました。

 

彼らの返信は

 

「幸いなことによい車に出会えました。なので車はお断りいたします。家具等は買い取らせていただきます。」

 

私の値付けした家具は子どものもの以外はほとんど買ってもらえることになりました。

 

コツメの母さん、ほっとしながらも悔しかったです。

 

だって、コツメ家の場合は留学の費用のほとんどに補助がでていて、財布が痛むことは少ない方でした。だからはっきりいって高く売って儲けてやろうなんて気持ちは一切なかったし、人から少しでもお金をかすめとろうなんて考えたこともなかったんです。

ただ、失礼にならないように値段をつけさせてもらっていたのです。

だからそう見られたのが悔しかったのです。

「そんなこと言うならただでどうぞ。うちは困ってないですから」っていいたかったです。でも我慢しました。おばかですね。私w

 

車については父さんが一年前に車を買っていつも点検してもらっていた日本人が経営する車屋さんに相談しました。

 

事情を伝えると

 

 

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「こんなにちゃんとメンテされてるいい車なのに!!なんだよ。その話。大丈夫です。ちょっと色つけて買い取らせてもらいます!!」

 

と言ってすぐに買い取ってもらうことになりました。

向こうも商売だし、私たちを励ますために同情して言ってくれたことだと思いますが、車屋さんからしたら自分たちが自信持って送り出した子がそんな言い方されたことは本当にむかっときたみたいだったよ、と父さんは帰って来て私に話してくれました。

優しさが身にしみました…。

 

 

そして…

本当はね、悔しくて悲しくて、買い取ってもらった家具を彼らの家に宅配してもらう時に相手にこんな思いだったよと伝えたくて言い訳と謝罪の手紙をかいて、チョコレートと一緒に送ろうとも思ったのです。


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父さんにそれを伝えると

 

「それで気持ちがすっきりするのならいいじゃない?」

 

と言ったので、前日の夜中に書きました。

 

だけど、宅配の業者さんが来た時に

 

やっぱり手紙を出すのはやめたのです。

 

多分あの人たちの心には今、伝わらないだろうと思ったのです。

それに「わかってもらいたい。」なんて考え、やめようと思ったんです。結局ひとりよがりですもんね…。

 

私は荷物を載せたトラックを見送って、自分の荷造りを始めました。

アメリカで学んだことは

 

人柄が大切だということでした。

どんなに立派な職業の人でも心無い人、心ある人、相手の立場になって考えられる人、考えられない人がいるということを学んだ一年でした。(これは今回の個人売買の話ではなく、人間関係のトラブルや、人付き合いを通じてです。)

 

そして良いことをしていても良い結果がかならずやってくるとは限らない。悪い結果になることもなる。ごほうびを期待してはいけない。

 

反対に、普段から悪いことをしている人がうまく世の中渡っていけることもたくさんあるのだということも学んだのでした。

 

 

今こうやって書きながら思うこと

 

今回こうして思い出して見て、いやな思い出には変わりませんが、年をとった今は心境の変化もありました。

私もこころも狭かったし、経験不足だったし、しかたなかったよね。あと無知でした。

もしかしたら相手の方も初めての生活を前に騙されたらいけないという気持ちが大きかったのかもしれないです。(←と思いながらもやっぱり私たちが残りわずかしかいられないことで足元みてきたというのも否めないですが…)

 

それからあの頃は自分の落ち度を反省していたけど、常識や相手を思いやる想像力が足りていなかったのかもしれない…と思えるようになりました。

 

あの時は自分の境遇に悔しさや悲しさでいっぱいだったけど、今おばさんになると

「そんなことで落ち込まないでさっさと荷物処分してヨセミテで楽しみな!」

って言いたいです。

 

 

みなさん、こんなにかいて実にくだらなかったと思う方もいますよね…、

 

ながながと読んでいただいてすみません。

 

そしてこんなに長い文章を

 

読んでくださってありがとうございました!!

 

コツメの母さん。でした!