こんばんは。
コツメの母さん。です。
今日の晩御飯は餃子(冷凍餃子)でした。
コツメの父さんがネット販売で買ったのです。
父さんはネットショッピングで買うことがちょくちょくあったのですが、コロナ自粛で家にいるせいで増えました。
「あしたハンバーグがきます。」
とか
「あしたウィルキンソンが届きます。」
とか
「今日ラーメンがきます。」
とか…
それはそれでいいのですが、困ることがあるのです。
母さんはパルシステムで1週間分の食材をまとめ買いするので、父さんの通販の到着日がパルシステムの日とかぶるともう大変なのです。
冷凍庫の中のものをテトリスのように組み替えて余裕スペースを作らなければならないのです。
今回はわれらが故郷、浜松の餃子がやってきました!
88餃子と書いてぱちぱち餃子というらしいです。
おいしそう。
油をしいたフライパンに冷凍餃子を並べてなじませたら
熱湯200cc
を入れて蓋をします。強火で4分蒸らし、水分をとばし、水分が残っていたら蓋をあけて中火で水分がなくなるまで火をいれるという作り方でした。
熱湯を入れるというのがよくある冷凍餃子とちょっと違うなぁと思いました。
ちょっとこげてしまいましたが美味しそうです。
みんなで食べました。
美味しかったです♪( ´θ`)
にんにくありバージョンとなしバージョン、両方焼いて食べました。
さてさて浜松のグルメといえばうなぎですが、最近は餃子が登場。
10年くらい前に消費額対決で宇都宮市と争っていることが判明したあたりから浜松餃子、とも言われるようになったように思います。
なので浜松が餃子と言われるようになったのはここ10年くらいだと思います。
消費額が全国2位と知り、「あれ?浜松って餃子よく食べてるんだね」、と浜松民が気が付いてから浜松の名物に餃子が入ったのです。浜松市がPRに力を入れたんですね。
浜松は静岡の中でもこういうところがあるなぁと思います。
静岡イコールまる子ちゃんのイメージだと思うのですが、静岡県民のまる子の、のほほんとした感じもありながら浜松民は県民の中でもちゃきちゃきしています。
悪くいえば、おじいちゃんにもちかけるまる子という感じでしょうか…。ちょっとそういうとこある気がします(すみません!)。
ホンダの発祥地であり、YAMAHA、スズキの本社があり、河合楽器、ローランドもあります。職人も多く、レッツドゥーイットの精神の街なのです。(やらまいか精神と呼ばれています。やらまいか、というのは、”やってみようか!”英語でいう”レッツ”の方言です。)
ところでコツメの母さんが子どもの頃は浜松が餃子なんてイメージはまるでありませんでした。
あたりまえのようにあるおかずの一つでした。
でも言われてみれば確かに浜松の餃子には特徴があります。
餃子の中身は豚肉とキャベツ多めになっています。
最大の特徴は浜松の餃子はフライパンにまあるく円を描くように並べて焼き、まあるいまま皿に乗せます。そして真ん中のあいている部分に茹でたもやしをおくのです。
まあるく皿に乗せずに定食屋さんや中華料理屋さんのように一人前の餃子を5〜6個を並べて盛り付けるときも、となりに必ずと言っていいほど茹でたもやしを置いています。
浜松の人は餃子ともやしがセットが当たり前なのです。
それが浜松の地域の特徴ということを知ったのは浜松餃子と言われるようになった10年くらい前でした。
たしかに関東に来てから餃子を頼んでもよこにもやしがない…。たくさん頼んでも丸くなかったです。疑問にも思っていませんでしたが…。
当たり前すぎて人に勧めるのも変な感覚がするのですが、
焼き餃子と茹でたもやしの取り合わせってすごい美味しいんです。
お肉のはいった若干オイリーな餃子の間にいただくもやしが口の中で油を一掃するのです。ちなみに茹でもやしは味がついていないので、餃子のタレにつけて食べます。これがまたおいしい!そしてまた口の中をさっぱりさせた状態にして残りの餃子に挑めるんです。
そして最後にまたもやしもよいでしょう。
ぜひ、茹でもやしつきの焼き餃子を食べたことのない方はやってみてほしいです。
それから後で気がついたのですが、昔から浜松は餃子をテイクアウトする文化がありました。
工場での仕事の帰り道に焼いた餃子を買って帰るとか、飲んで来たお父さんがお土産に買って帰るという画が浮かびます。
PRがなくても、本当の意味でしみついているというか、餃子は浜松民のソウルフードだったのかもしれません。
www.city.hamamatsu.shizuoka.jp
コツメの母さん。でした!