こんばんは。
コツメの母さん。です。
ファミマにいったら…ついつい買ってしまいました。
連休中のお楽しみです。
さて、コツメの母さんはきれいに帰ることのできる人に尊敬と憧れがあります。
どういうことかというと、予定や明日のこと、自分の体調などを考えて、楽しい時間でも自分で切り上げて帰ることができる人のことです。
私は子どもの頃、そういうことができませんでした。
楽しいといつまでたってもしゃべっていたいし、学校にだらだらと残っていることもよくありました。
学校の帰り道、道端で暗く鳴るまでずーっと友達としゃべっていました。
友達の予定も自分の予定もおかまいなしで。
それはとても楽しいことだし、悪いことではないです。でもある時ハッと思ったのです。
私の友達にNちゃんという同級生がいました。
彼女は自分の予定があるとさらっと
「今日は用事があるから、帰るね。」
というとさっと部室からいなくなる。
みんなで文化祭の準備とかしていて帰りにくい雰囲気でもはっきりとした声で
「ごめん。今日用事があるの。先に帰るね。明日はちゃんとできるから。ほんと、ごめんね。」
と言って帰る。
きれいに帰るんです。
中学生の途中くらいからでしょうか。Nちゃんのそのメリハリが大人にみえました。
私はつい楽しくてだらだらしてしまうので彼女がかっこよく見えたものです。
実際彼女は切り替えがうまく、勉強もよくできたし、友達同士のいさかいやトラブルに巻き込まれないタイプでした。
私はだらだらしちゃってやらなければならないことができなくなったり、放課後残りすぎてその時起きたいたずらやトラブルやわるふざけに同席してしまい先生から叱られる、とかよくあったのです。
そのたび自分で自分のバカさ加減にあきれていました。
ちょうどいい頃合いがきたなと思った時に「帰りますね。」と上手に言えるようになったのはずいぶん歳をとってからでした。
それができたときはすっきりするというか、いい気持ちでいられました。
そういう成功を重ねられるようになっていくうちに私はさっと帰られる人間になれたように思います。
さて、ピヨ姐さん。
私に似てだらだらでした。小学生の時、塾の時間が近づいているのに全然学校から帰ってこないことがよくありました。
焦って私が外へでてみると坂の下の十字路のすみのほうで友達と話し込んでいるのが見えました。
「ピヨちゃん!時間だよ!」
と坂の上から私がいうと、あわてて友達と別れて帰ってくるピヨ姐。
時間を守ることができないことに心配した私はピヨ姐によく注意していました。
でも、友達はどうでしょう。
十字路で話し込んでいても友達は少し話した後
「今日はお稽古があるから帰るね。バイバイ!」
と言って帰ります。
友達は自分のお稽古の日はちゃんと間に合うように切り上げて帰ることができるのです。
でもピヨ姐は…。
塾にいきたくなかったのかもしれませんが、自分に予定がある曜日でも全然気にせず友達に付き合ってしまうのです。
私はそこも心配でした。
そして自分の子供の頃みたいだとちょっとイライラしていました。
楽しいのはわかるけど、約束や予定の時間を考えないとだめだよね…。どうしたらわかってくれるのかな。と思っていました。
大人になるにつれてピヨ姐も予定や先のことを考えて行動できるようになりましたが、昨日の夜は久しぶりにピヨ姐の意思の弱さや流されやすがでて家族にちょっと迷惑をかけることが起きたのです。
人間だもの。つい楽しい方に流されてあとで後悔したり不安になったりすることもありますよね。
大人だってつい飲みすぎちゃったり、仕事をやすんじゃったり、失敗することなんてたくさんありますもんね。
でもやっぱりきれいに終わらせることを常に心においておくのって大事だと思うのです。
自戒の念もこめて。ですけどね。
コツメの母さん。でした!