おはようございます。
コツメの母さん。です。
今朝はパンケーキにしました。
理由はコツメが学校に行くまでにご飯がぜったい炊き上がらないと確信したからです。
コツメはメイプルシロップのみですが
私は定番のメイプルアンドバターです。
さて、今朝はてなブログのおすすめ記事のページを開いたら、かあいがもんさんのブログが目にとまりました。
「賃貸マンションで本当にあった少し怖い騒音問題の話」
というブログです。
まとめちゃうと
おそらく異様に音に敏感な方(他にも問題のある性質をもっているかもしれない)がマンションに住んでおり、気味の悪いやり方である種の嫌がらせ(嫌がらせ、という言葉は語弊があるかもしれません。すみません。コツメの母さんの語彙力が足りないです。)をかあいさんが受けた結果、かあいさんのとった手段は自ら引っ越した
という内容でした。
私はこのブログを読み、自分に起きた音にまつわる出来事を思い出して心がずどうんとなりました。かあいさんのブログに書かれていることは私にとっては「ある。」と思うことだったので驚きませんでした。ただもうかあいさんがそういう方にあたってしまったことに対しての同情みたいな気持ちと、思い出が蘇ってのずどうん…でした。
ついこの間私はお母さん同士の付き合いが難しかった思い出話を書きました。
私が住んでいたカワウソマンション(仮名)での出来事でしたが、私は「カワウソマンションは修羅の国だった」と大げさに締めてしまいました。ひとによっては全然大したことではないのかもしれません。
でも私にとっては小さい一つ一つが修羅でした。
カワウソマンションは住居人が年齢の近いファミリー層が多かったのでほとんどが知り合いになっていきました。そのためかうわさや陰口も多く、超チキンな私は「一度の失敗が命取りになる」、みたいな感覚になってしまいました。一度私がやらかしてしまった時(水漏れ)、私は近所の人たちの態度が怖くなってしまい喉にヒステリー球というものができてしまったこともありました。朝起きたら具合がわるく、喉におおきなボールが入っている違和感と痛みがでてしまったのです。(あれがヒステリー球という名前だったんだと知ったのは数年後でした。)
そして私が今の家に引っ越すことにした最後の一押しが「音」にかかわることでした。
かあいさんの話とはまた違いますが、私もある音に異常に敏感な隣人とのやりとりで恐怖を覚えたからです。
それは15年以上前になりますが、私は悩み事や疑問があるとネットで調べることが多かったわけですが、その頃よくあがっていた集団住居での騒音問題の悩みについてのやりとりはほぼ
音を出す方が悪い
だったように思います。
だけどコツメの母さんはその度思っていました。
違うよ。本当に異常に音に敏感で、それによって他者を攻撃してくる人がいるんだって。
と…。
「菓子折りをもっていったり、会うたびにいつもうるさくてすみませんという挨拶があればいいと思います。」
と解決策に書かれていますが、それが通じなかったっり、もっと怖いのはそれによって火に油をそそがれたと思う人だって少人数ではありますがいるんです。
話はもどってあの頃騒音問題にかかわる掲示板によく例に挙がっていたのがアラフィフ以上の方ならご存知の
「ピアノ騒音殺人事件(1974年)」です。
団地に住んでいた男が階下にすんでいた家族の娘の弾くピアノの音に悩まされ、苦情をいれたものの無視されたと感じ、娘二人と母親を刃物で殺害した
という事件です。
当時、だんだんと生活がゆたかになり、子供にピアノを習わせることがブームになったと同時に、まだまだ当時の建物が音漏れにたいする構造がしっかりなされていない時代で、いろいろな問題があったと思います。それが反映されたような殺人事件でした。
そのためこの事件が騒がれると、犯人に対して同情する全国のピアノの音で悩まされている人たちもたくさんいたそうです。
15年前、ネットで近所の騒音問題について相談するような掲示板をのぞくとこの事件を例にだして「音をだされるとこんな気持ちになるほど辛いんです。」と書く人が一定数いました。
だけど…。
このピアノ殺人事件、ちゃんと事件の概要をみれば犯人の男にかなりの異常さあることがわかります。
この人はほんとうにやばい人だったのです。
被害者の方に非があるとするならば、この人の異常性に気づかなかったことか、もし気づいていたとしたならば避ける方法、刺激しない方法を考え、実行することを怠ってしまったことじゃないかなと私は思います。
だから私はかあいさんのとった解決策は本当に大正解だと思いました。
私はカワウソマンションから今の家に越しました。あらがわず、戦わずして逃げたのです。
それ相当の対価を支払わざる得なくなりましたが、よかったことは夜中に咳が止まらなくなり、苦しくて寝られなくなる症状が引っ越してからは一度もでなくなったことです。
ある時「あれ?あのぜんそくみたいな症状が止まってる…」
と思いました。
だからこれでいいのだ。と思っています。
コツメの母さん。でした!