コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

アメリカの好きなところ。

 こんばんは。

 

コツメの母さん。です。

 

ピヨ姐さんと話をしていたらこんな時間になってしまいました。

いろいろな話をしたのですが、最後は

 

「やっぱりなんやかんやでアメリカ好きだなぁ。」

 

でした。

 

アメリカってジャイアンみたいだよね、なんて悪口言われるし、嫌われてるし、それはそうなんだけど…。

…でもやっぱり好きなんです。

コツメの母さん、ピヨ姐が小さい時家族3人でLAに一年間住んでいたことがありました。

そこでの経験は辛いこともたくさんあって、私の人生におきたいやな出来事ワースト10があるとしたらたった1年しかいなかったのにアメリカでのいやな出来事が2件入るくらいです…。

 

それでも好きなんです。

今でも時々遊びに行って見たいなあと思うくらい。

映画やテレビでLAの映像をみると「行きたいなぁ」と思います。

 

なぜアメリカが好きかというと…

すごい自分勝手でさまざまな人たちが集まっているからルールをとても大事にする点です。

だからルールを破った時のアメリカの人って怒る。みんなで怒る。

 

車の運転でミスると、パッシングするのが後ろの車だけじゃなく、その後ろ、そのまた後ろまで軽くパッシングするんです。(はっきりいってちょっと恥ずかしい。)

日本人ってそこらへんはおとなしいですよね。

「なんなの?」と心の中で怒って顔は微笑み…みたいな。

(それは日本の良いところでもあるからなぁと思っているし、今もそう思います。)

なかなか感情をださないから「空気を読む」「顔色を読む。」「言葉の行間を読む。」行為が必要になってしまいます。

 

でもたった1年ですがLAで暮らして感じたことがあります。

 

アメリカの人は注意するんだけど、すぐに忘れるみたいです。

注意のハードルが低いのです。だから注意することに迷いがない。

それなので今日は注意されたけど明日は注意したり…の毎日なのだと思います。

 

LAだからかもしれませんが、人との垣根もひくかったです。

 

私の近所に住んでいた日本人の方はは2歳の息子さんがいました。この子、お菓子が大好き。でも虫歯に厳しいお母さんは1日に食べるお菓子をきめていました。

私や共通の友達が子どもを連れてみんなで集まると彼女の息子くんが他人のお菓子まで食べちゃうのです。お菓子に並々ならぬ執着がありました。

 

ある日そんな息子くんを連れてマーケットに買い物に行ったご近所ママさん。

お菓子大好きな息子くんが店内のお菓子コーナーで飴を買ってたべたいと泣き叫びはじめました。

それでもおやつはもう食べたから…と買わないでいたお母さんに突然、初老の白人の女性が

 

「あなた、こんなに大声で泣き叫んでいるのにどうして飴を買ってあげないの?

あなたが飴を買ってあげたらみんながハッピーになれるのに…!!!」

 

と言ったそうです。

ご近所ママは私にためいきまじりに出来事を語ってくれたけど、私は日本人にはない注意の仕方だなぁと感心したと同時に、その息子くんの金切り声はさぞかしすごかったんだろうなぁと思いました。

 

そんなこんなで郷に入ればなんとやら…で

私も注意されたりすることにちょっと慣れてしまいました。

 

するとストレスが減るんです。

 

みんなが自分のこと棚にあげて注意するから私も棚にあげてよいんだなぁと思うし、日本だったら

 

「あんな人に注意されたくないわ!」

 

と思ってしまいそうだけど、そんな人から言われようが何しようが気にならなくなるんです。アメリカは…。

 

 

気にならなくなったといえば「ミス」に対してもそうです。

とにかくアメリカはすごいミスするんです。最初はたとえばIKEAで生活用品を10点買って運送してもらったら10点そろってこない。1点足りないのです。

 

「げー!また連絡しなくちゃならないじゃん!」

 

とがっかりしてストレスだったのですが、住んだらこんなこと日常茶飯事。ミスがない方がめずらしいので慣れてしまうんです。

逆にすんなりことが運んだら「ラッキー」と幸せをかみしめられるようになりました。

 

他人のミスが気にならなくなると、こんどは自分がミスしても気にならなくなってきます。

 

そして周りも許してくれる気配があります。

 

そうしてゆるゆるの国になっていくのです。

 

辛いこともあったけど、

そんなところが好きでした。

 

また書きたいと思います。

 

コツメの母さん。でした。