コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

コロナ自粛と起立性調節障害。

こんばんは。

 

コツメの母さん。です。

 

大学2年生のピヨ姐は起立性調節障害です。

 

起立性調節障害とは自律神経の乱れによって起こる病気で、思春期に起こりやすい疾患のひとつです。症状は朝起きるのが辛く、めまい、立ちくらみ、頭痛、倦怠感など…。

朝辛く、夕方になると元気になり、夜寝付けないのでさぼりと誤解されてしまうこともあります。

ピヨ姐が起立性調節障害とわかったのは4年くらい前です。

 

ピヨ姐さんは東京にある起立性調節障害を診てくださる病院に通っています。

病院の日は月に1度、血圧を計り、1ヶ月間どのようなことがあったのか先生に伝えて薬をだしてもらいます。

薬は漢方薬で、毎日煎じて飲んでいました。

 

毎月しっかり通っていたピヨ姐さんですが、大学1年の終わり頃、コロナが流行し始めます。

1月の終わりから2月にかけてテストなどで多忙だったピヨ姐は体調を崩しました。熱がさがらず近所のお医者さんにいくとのどが真っ赤だと言われました。

なんとかテストもおわり、春休み。そこからコロナが本格的に騒がれ始め、ながいながい春休みに突入することになるのですが…。

 

2月、3月とコロナの怖い情報を見聞きしたピヨ姐は

 

「コロナが怖いから東京にはいかない。電車に乗りたくない。病院はコロナがおさまってからいくことにするよ。」

 

と言いました。近所でやっていたアルバイトも休むことにしました。

電話で予約を取り消して、2月、3月…そして今現在もいっていません。

漢方もないので当然飲んでいません。

 

で、ピヨ姐さんの今は?

 

というと

 

分からないけど一言で言えば元気なんです。

 

なぜ分からないかというと、大学がオンライン授業になってしまい、朝早く起きて支度をして電車にのる必要がなくなってしまったからです。

オンライン授業も動画配信の授業も多く、好きな時間にできるから夕方や夜中だってオッケーなのです。

必ずその時間にいなくてはならない授業も朝いちの授業はギリギリに起きて参加(パジャマに近い格好でも大丈夫ですしね。)したり、もともと2限からの授業が多かったので多分全ての授業に出席したはずです。

 

なので朝が辛そう…というのがあまりない4,5,6,7月でした。

 

そして前期のオンライン授業とテストが終わり、夏休み。朝アルバイトが入っている日がたまにあったのですがピヨ姐、

 

ちゃんと起きている…。

 

友達と約束がある日も

 

ちゃんと起きている…。

 

朝は私がいつも

 

「起きてる?」

 

と聞きにいっていたのに、最近は

 

「起きちゃった。」

 

と自分で降りてくる日も多くなりました。しかも朝の顔つきもよいのです。

 

気づけば、ひどい時は週2回くらいあった朝の「めまい」もこの数ヶ月ありません。

貧血でときどきふらっとすることはあるようですが、頭がぐらぐらするつらいめまいを最近うったえてこなくなったなぁ…と思いました。

 

多分ですが、

 

プレッシャーの少ない生活

 

がよかったのではないかと思います。

 

そんな感じなので治ってきているのかなと思うこともありますが、学校や会社など、毎日行かねばならない状況になったときどうなるかなと思ってはいます。

 

でもこのプレッシャーのない生活(=自粛オンライン生活)の間にもいろいろなことがありました。

外出がままならない時だからこそ、ずっと付き合ってなかった中高一貫校の同級生と数年ぶりにズームで会話ができたり、オンラインゲームで遊んだりできました。

そこでみんなの近況を聞いたりして刺激になったようです。

 

ずっと付き合えてなかったのはピヨ姐が学校に行けなくなり、付き合いが止まってしまったからです。

自粛がなかったらからむこともなかったかもしれません。

 

それがこうして話せたりすると自分が「学校に行けない」ことで勝手に負い目を感じていたのに、実はその子は全然気にしていなかったんだと思うことができ、重かった気持ちが軽くなったりしたのだと思います。

 

いろいろな出来事を通じてちょっとずつですが良い方向に行っているんじゃないかなと思います。

 

とはいえ

安心せず…、

 

落ち着いたらまた病院に行くことも考えています。

 

ところで今日新しく「起立性調節障害」のカテゴリーをつくりました。

過去に起立性調節障害について書いた文章をカテゴリーにうつしました。あまり書いていませんがまとめた方がよいかな、と思って(^ ^)

 

コツメの母さん。でした。