こんばんは。
コツメの母さん。です。
父さんが朝言いました。
「そういえばさ、この前車の点検にディーラーさんへいったでしょ?そのときA医院が閉院して建物も潰してたよ。」
「ええっ!?いつ?」
と私は驚きました。
どうやら閉院したのはこの春だったようです。
理由は先生がご高齢のため。
A医院はピヨ姐が幼稚園くらいの頃から、コツメちゃんは弱かったので赤ちゃんの頃から診ていただいていました。
15年以上前からA医院のA先生はおじいちゃんでしたからいたしかたないです。
きっと今は80歳くらいだと思います。
ベテランの先生で人気があったので、小さい病院でしたがいつも混んでいました。
昔ながらの格好(白衣に頭にライトつけて)で的確なアドバイスをしてくださり、薬もそのままお会計の時に窓口でもらえる(調剤薬局にいかなくてもいい。)ので混んでいても「今日の症状はやっかいだな。」という時はA医院でした。
寂しいなぁ…
長い間お世話になった病院がなくなってしまった寂しさ。
そしてコロナで自粛しているさなかだったので、病院がなくなることを知らされないまま気が付いた時にはそこにあって当たり前だったものがない寂しさ。
切なさ倍増ですよね!!
この街に越してきて20年になろうとしています。
子供が小さい頃はたくさんの地元のクリニックにお世話になりました。
小児科も耳鼻科も、整形外科も、皮膚科も、通う機会がめっきり少なくなったけれど、たまに行った時の先生の髪が白くなっていることに時の流れを感じます。シワも深くなって確実に高齢化しているのです。
そらそうだ。私だって来年50歳だもん。
先生が代替わりして、病院の名前が変わってしまったり、今回のように閉院になったり…。これからもどんどん馴染みの病院がなくなったり変化していくのでしょうね。
ベテランのおじいちゃん先生って、昭和の懐かしさがあります。
たくさんの経験をしているので「あー。これは⚪︎⚪︎って病気だね。」とはっきり言います。それが頼り甲斐があって安心できました。
最近のクリニックはセオリー通りでなんとなく診る→薬出すという無機質でオートマチックな感じがするんです。
なのでだんだん昭和臭のある病院が減っていくのがすごーく寂しい。
この10年で馴染みの病院がどんどんなくなっていくと思います。
そろそろ新しく診ていただける街の病院を少しずつ開拓していかないといけない時期なのかなぁ…。
コツメの母さん。でした!