こんばんは。
コツメの母さん。です。
突然ですが、大腸憩室炎(だいちょうけいしつえん)ってご存知ですか?
コツメの父さん、3日くらい前から
右側の腸の上のあたりがちくちくする。
すごい痛いわけではないけど動くとイテテってなる。
と言い出しました。
昨日の夜は
↑の症状に加えて
いつもお通じが快調なのにちょっと便秘気味。
ちょっと微熱がある。
と言い出しました。
そして今朝になって
なんか昨日体が熱くて眠れなかった。あと水分をあまりとらなかったから軽い熱中症みたいな感じで気分が悪い…。
と言い出しました。
計ったら7度2分ありました。
この間、ずっとお腹はちくちくと痛んでいます。
おそらく
大腸憩室炎(だいちょうけいしつえん)
だと思いました。
大腸憩室炎とは
大腸憩室とは、腸管の外側に向かって風船のように飛び出した大腸の壁の一部分のことで先天性の場合もあるのですがほとんどの症例が後天性であるといわれています。
大腸憩室炎は、大腸憩室で炎症が起きている状態なのだそうです。
普段は大腸憩室があるだけでは特に症状はでないのですが、細菌感染などが原因で炎症を起こすことがあるそうです。
ちなみに日本人の場合、大腸の中でも右側の結腸にできることが多く、年齢が上がるにつれて左側の結腸にも発生する確率が高くなるといわれています。
↓こちらのサイトから引用しました。
なぜコツメの父さんが憩室炎だとわかるのかというと
ずばり、今回で3回目だからなんです。症状が同じなんだもの。
父さん、本日近所にある内科へ出かけて行きました。
血液検査(来週わかる)と超音波検査をしてもらい、
問診を通じて今までの症状など考えると憩室炎の疑いがあるとのことで、お薬(抗生物質)をもらって帰って来ました。
微熱なのでひどい状態ではないと思うから様子をみて来週もう一度病院へ行くことになりました。
…というわけで今日は大腸憩室炎についてちょっと書きたいと思います。
大腸憩室(大腸からポコっと飛びたした小さい風船みたいなやつ)の原因は食生活の欧米化 繊維の少ない食べ物を摂取し続けることで後天的にできます。
どうやら
繊維の少ないものを食べる
↓
便秘になる
↓
トイレで踏ん張る
↓
いきんだ勢いで腸にちいちゃい風船がポコッてできる
これが大腸憩室です。
ポコッはいきむだけでなく、ガスや便で押されてできることもあるらしいですよ。
そのポコッがいろいろな原因によって炎症をおこすとイテテ…となるのです。
60歳以上の日本人の2割は大腸憩室(ポコッ)が存在。アメリカ人は6割。アメリカはおじいちゃんおばあちゃんになるとほぼ全員がもってるらしい。ポコッはメジャーなのであります。
そのポコッが炎症をおこしたのを大腸憩室炎というのです。
大腸憩室炎の症状は腹痛、下痢、便秘、まれに多量の出血。炎症がひどくなると激しい腹痛、発熱がでます。
排尿時に痛むこともあるそうです。
盲腸と症状が似ているので間違えられやすいです。
ちなみに父さん、数年前に2度目の憩室炎(はっきりしていないのですがおそらく憩室炎との診断)の時は海外出張帰りの飛行機の中で多量の出血。羽田から都内の病院へ運ばれ、入院しました。憩室炎はとつぜん前触れもなくやってくるのです。
予防方法
普段から食物繊維をとる(ただし、摂り過ぎもいけない!ゴボウとか食べ過ぎるといけないようです。)
暴飲暴食をしない。
適度な運動をする。
水分をとる。
ストレスをためない。
今回の父さんは、コロナの自粛で自宅待機中のため、運動量も減っていました。なによりよく食べていました。お菓子も含めて。体重も4キロ増えていました。
そして仕事で心配事があり、かなりストレスをためていたうえ、昨日は水分をいつもよりとらなかったそうです。
もう、原因が揃い踏みでした!
まとめ
大腸憩室はだれにでもできるメジャーなものです。
大腸憩室ができちゃったら、食物繊維をとり、適度な運動をするなどして、便秘をさけるなど、憩室炎にならないように気をつけましょう。
炎症を放置すると命に関わることもあるのでちゃんと病院へ行きましょう。
おまけ
父さん、数年前は憩室炎(だと思う)になり飛行機の中で下血→空港から搬送→入院しました。
その入院中、家族にも一大事が…!!
いつか書こうと思います。いつになるかはわかりませんが…。
コツメの母さん。でした!