コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

今ならわかる。

こんばんは。

 

コツメの母さん。です。

 

最近私のストーカー具合がひどいです。

まだ相手には迷惑をかけていません。この気持ち、おさえています。だけど気になって気になって仕方がありません。

 

その相手とは…。

 

ピヨ姐ちゃん(大学一年生)

 

私の実子…、です。

 

先日、大学で知り合ったお友達と二人で夢の国へ行こうとした時、具合が悪くなって失神したのですがそれが「娘心配病」の再発のきっかけになってしまったのです。

なんで以前も心配していたかといえば、カテゴリーを見ていただければ一目瞭然です。いろいろ大変な子だったのです。

 

なのでその失神の翌週娘がサークルの合宿へ出かけるのが心配で心配で…。

でもググゥッと我慢したのです。

心配していると思われたら、娘によくないと思ったので笑顔で送り出しました。

そして数日間…。

ピヨ姐からはうんともすんともLINEがきませんでした。

便りがないのがいい知らせ、です。

なので安心しつつ、時々心配していました。

 

そして数日後ピヨ姐は元気一杯帰ってきたのでした。

安心したとともに、なんだかピヨ姐が明るくなったように思いました。

 

「今まで話したこともない先輩や同級生といっぱい話せた。もうすごく面白かった。」

 

というのです。

 

苦手だと思っていた男子とも話せたようで、たくさん友達もできたようです。

 

…母さん、よかったねと思いました。とてもうれしいし、娘がまぶしいです。

 

まぶしい、

 

ハッとしました。

 

ピヨ姐が浪人していた今年の冬。(まだ今年なんだ…)

そろそろ受験本番という頃に幼馴染のお母さんからカードが届いたのです。

そのカードには私から年賀状をもらったのに身内に不幸があってだせなかったことが書かれていました。

それなのに私はそのあとのちょっとした文章でだまってしまったのです。

 

現役で入った娘さんが充実した日々を送り、うれしかったのだと思います。

 

娘がまぶしいです

 

と書かれていました。

心がズキーッとしました。

 

人は人。自分は自分。

と思っていたし、相手に察してほしいなんて求めてはいけないという心でやってきたけれど、

 

「うちの娘の体調が何年も思わしくなくて悩んでいることを知っているよね。そして今浪人していることも知っているよね。どうしてこんなこと書けるんだろう。」

 

とまず最初に思ってしまったのです。

 

身内を亡くされたことの方がよっぽど重要だというのは分かっていたけれど、あの時の私はまぶしいという言葉が強すぎて、なにも返事ができなかったのです。

いや、返事なんてしたくなかったのです。

 

以来彼女にはっきりと苦手意識をもってしまったこと、ご不幸に対して返信できなかったことが心苦しいこともあり私から積極的に近づくことはなくなりました。

 

道端で出くわした時は普通に世間話もします。でもやっぱズキーッと来たことが忘れられなくて、こちらから話を振ることはあえてやめ、聞くだけにしています。

よくても悪くてももう私は家のことを彼女に言いたくないと思いました。

 

そして私は娘が夏休みの最後の合宿を終えて楽しそうに話をする顔を数年ぶりにみて、まぶしいと思ったのです。

 

その時

 

幼馴染のお母さんも、本当に自分の娘が眩しかったんだろうな、と思いました。

 

だって受験で戦々恐々としている高校生活を終えたらプレッシャーから解放されるし、大学が楽しかったら憑き物がとれて家族にも笑顔になれるもの。

うれしくてうれしくて、書いてしまったんだろうな。

 

ひょっとしたら身内を亡くされた暗い話題だけじゃなくて明るい話題を書こうかなと思ったのかもしれない…。

とも思いました。

 

それでも私は浪人生の母だった経験でいいたいです。

 

表向き涼しい顔をしていても、個人差はありますが浪人生の母はナーバスだってこと。

 

それぞれに地雷をもっているのです。ちょっとおかしくなっているかもしれません。

 

私は同級生の年賀状が大学入学式の看板の前でうつした家族写真だっただけでもちょっと心が痛かったです。心狭すぎです。自分でもびっくりして、恐ろしかったです。

 

だけど当たり前ですが優しくしてほしい、気を使ってほしいなんていえないのです。

だってしょせん自分の子のことなんだもん。

相手は関係ないもんね。

でもやっぱり…

できれば話題は選んでほしい…。

 

だから、私は浪人している子のお母さんには言葉に気をつけようと思いました。

こちらからは何も聞かず変なアドバイスは言わず、おせっかいは焼かず、向こうが話してきたらちゃんと聞こうと心に決めました。

 

コツメの母さん。でした!