こんばんは。
コツメの母さん。です。
朝、ベランダの金魚ちゃんに餌をあげるのですが、最近は朝顔のチェックもしてしまいます。
今朝は濃い紫の朝顔がひとつ咲いていました。
もう一つの鉢植えは今朝もたくさん咲いていました。
昨日今日とコツメの母さん、やるきがでません。
なんだかぼーっとしています。
家事もやってはいますが、いつもに増して
めんどくさい…
と思いながらやっている状況です。
やる気よ。戻ってこい!と念じています。心から喜んで家事をしたいものです。
さて、夜なんとなくテレビをつけると「あいつ今何してる?」という番組に志村けんさんがでていました。
「あいつ今何してる?」はゲストが同級生や昔お世話になった人の思い出を語り、会いたい人を探してもらい近況を知るというバラエティ番組です。
番組の途中からみたのですが、志村けんさんがザ・ドリフターズの付き人をしていた頃にコンビ(マックボンボン)を組んでいた相方や、その相方と付き人時代に通っていた銭湯の女将さんを探してもらっていました。
ザ・ドリフターズといえばアラフィフだとバンドというよりも毎週土曜に放送されていた「8時だョ!全員集合」だと思います。
当初志村けんはまだ付き人で荒井注がメンバーだったのですが、私が物心がついてドリフを見始めた時にはすでに荒井注はやめていて、志村けんでした。
土曜8時になると、舞台の真ん中でいかりや長介が
「8時だよ!」
といいます。
すると客席の通路に縦に並んだメンバー4人と客席のみんなが
「全員集合!」
と言い、メンバーが舞台にあがり、舞台そでからゲストが現れます。
そこからみんなで
「えんやーこーらや♬」
とオープニング曲を歌います。その歌の間にこの日のゲストの名前のテロップが画面にスクロールしていくのです。
コツメの母さん、ゲストに「桜田淳子」とでるとすごくテンションがあがりました。
なぜならドリフだけでやる長いコントとゲストの歌のあと、ミニコントがあるのですが、桜田淳子の日は志村けんと二人でコントをやるのです。
そのコントがコツメの母さん、大好きだったんです。
志村けんがサラリーマン、淳子は若いドジな妻役です。
この妻、全然家事ができないのです。
ビールを冷やしてなかったり、お米を炊き忘れたりしていて、その度に志村けんが
「勘弁してくれよ!」
とイラッとするのですが淳子はけんが怒るとすごく落ち込むのです。
「私ってダメな女ね…」
と言って泣き始める淳子。そうするとけんが「ごめん。言いすぎた。ごめん。」許してしまうのです。
許された淳子は天にも上るような気持ちでたちなおるのですが、またドジが発覚して…
を繰り返すのです。
子供時代の母さんはこのコントを見ながら
「あはは。淳子、どじだなぁ〜。」
と笑っていました。
私はあの頃の自分にいいたい。
「あんたも将来淳子みたいな嫁になるんだぞ。」
と。
[HD] ドリフの全員集合! 夫婦コント 桜田淳子/志村けん [FULL]
さてさて、今から15年くらい前、ブログにも時々書いていますがコツメ家は一年間アメリカに住んでいた時がありました。
コツメの母さん、アメリカ生活も後半に折り返した頃から、外国暮らしが合わなくてストレスがたまったからでしょうか。
夜中になるとぜんそくみたいに咳がではじめ、明け方まで止まらない日が続くようになってしまいました。
その一番しんどかったある日、いかりや長介さんが亡くなったとネットのニュースで知ったのです。
その頃は YouTubeがまだなかったし、動画がうまくみられない時代でした。
なんだか小さい頃見ていた人が亡くなったことがとてもショックでなぜかものすごく悲しくなってしまったんです。
日本にいたらここまで悲しくなかったかもしれません。
多分、体調も崩していたしホームシックだったのもあって悲しさに加えて
「自分は日本でおきていることを知りたいと思っても遠く離れたところにいてできないんだ。」
「私、すぐに帰りたいとなった時、帰れるのかな…。」
という気持ちになってしまったのです。
そして巨大掲示板でいかりやさんについての書き込みを読んでいた時つよく印象に残った言葉がありました。
いまとなってはうろ覚えなのですが
「子供の頃ひさしぶりに親戚の家に泊まりに行った時、恥ずかしくて従兄弟とうまく話せなくてもじもじしていた。だけど夜になってテレビで全員集合がはじまると、従兄弟みんながげらげらいっしょに笑いはじめて、いつの間にかうちとけられたんだよね。」
と書いてあったんです。
それを読んだら
「そうだなぁ…ドリフってそういう力があったなぁ。仲良くなれる共通のものにドリフってあったなぁ。」
とこみあげてくるものがありました。
あれから15年経ってしまいましたが、今日みたいに志村けんや、けんの若い頃の映像を見ているともうすごくノスタルジックな気持ちになってしまいます。
げらげら笑っていた子どもがアラフィフなんだから、ドリフのメンバーはみんなおじいちゃんです。
当たり前ですが、なんだかとってもノスタルジックな気持ちにさせられてしまうのです。
コツメの母さん。でした!