コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

中学受験の志望校選びの時に見るとよかったなと思ったポイント。

こんにちは。

コツメの母さん。です。

 

久しぶりに「マイノリティー親子の中学 受験」シリーズです。

 

久しぶりなのでなぜ我が家がマイノリティーなのかを説明したいと思います。

簡単にいえば、

 

大学の付属校ではない、勉強熱心なイケイケどんどん系私立一貫校に入学したものの、全く勉強をせず、高校は五月雨登校(学校へ行けたり行けなかったり)となりやっとのことで卒業したという経緯があるからです。

 

うちのピヨ姐さんはまぁまぁのレアケースだったのです。(現在浪人を経て大学生です。)

 

その経験を踏まえての記事ですので、読んでいらっしゃる方にはほとんどマッチングしないと思います。

でもその中でも少しの人にはお役にたてるかもしれない…。かするところがあるかもしれない…。

と思い、振り返ることにしました。

 

今日書くのは

 

中高一貫校の学校選びのポイント

 

です。

 

学校選びといえば、校風とか、学校の雰囲気だとか、授業の内容だとか、部活の種類だとか、大学の進学実績だとか、そういうところにポイントを置くと思います。

無事志望校に合格したら6年間はここでお世話になるのね、と普通は思いますよね。

それは本当に普通のことです。当たり前のことです。

でも毎年数人、

 

成績不振に陥り、周りのスピードに追いつけない

精神的な病気になってしまう

イジメ、

 

など入学の時は想像もしていなかったことが起きるのです。

 

コツメの母さんが娘のゴタゴタを経て思ったのは

 

中学受験の学校選びの時に、

 

中学から高校へ何人あがっているか

入学時は何名で卒業は何名か

 

もチェックするといいかも…ということでした。

まぁたいていの人は普通に中学から高等部に上がっていきますから必要ないポイントかもしれません。

 

でも、これを知っておくと、なんとなく校風がみえてくるのではないかなと思うのです。

…とはいえ、なかなか見学先で先生に直には聞きにくいですよね。

卒業されたお母さんに聞いてみるとか、HPで入学人数、卒業人数はわかると思いますので引き算してみるとか…いいと思います。

勇気があれば説明会の時などにこっそり聞いてみるのもいいかもしれません。

 

そこからぶっちゃけ何が見えるかといいますと、

 

何かしらの理由で高等部進学をさせてもらえないことがある学校かどうかがわかるからです。

 

あとその他諸々見えてくると思いませんか…?

 

ただ、普通の人はそんな心配いりませんよね…。(すみません)

 

私だって、娘がこんなことになるなんて思っても見なかったので、中学受験の学校選びの時はまったく気にしていなかったのです。

 

ですが、入学した後で同世代の中学受験をさせたお母さんから噂話が聞こえてきました。

 

A校は成績がほんの少しポイント満たなかっただけで高校へあがれず退学。親が泣きをいれてもダメだったらしいよ。

 

B校は成績が悪いと、高校へ上がれずほかの高校を受験した人が毎年かなりの数いるみたいよ。

 

C校はあがらせてはくれるけれど高校からは留年の子がでてくる。でも退学にはならないし、付属の大学(人気のない学科を選べば)へほぼ100パーセントあがれるのだから学校生活を続けるの。

 

D校はいきなりみたい。成績が悪いから危ないかも…とは思っていたれど突然「お嬢さまは私どもの校風にあわなかったようで…」とやんわりどぎついことを言われるんだって…。

 

などなど…

噂レベルのこともありますが、言えることは成績不振だと退学になる学校もあるということ。

その人数や厳しさは学校によって違い、中学受験の学校偏差値に関係ありません。

 

高い偏差値の学校だろうが、低い偏差値の学校だろうが、その学校によって判断は違うのです。

 

ちなみにピヨ姐がでたところは基本高校へは全員あがらせてくれる学校でした。

あんなに生活指導も勉強も厳しかったのに、成績の悪い子には補講や再テスト、提出物などをして、なんとかあがれるよう先生方ががんばってくださる学校だったのです。

私はそういう学校だと知ったのは入学して2年後でした。

 

ピヨ姐が学校に行けなくなった時も、卒業させるためにかなり学校も尽力してくださいました。そこは本当に感謝しています。

それでも入学して卒業する間に、いろいろな理由があるとは思いますが転校されるかたも10名くらいいたと思います。

 

 

うちの場合は今の学校を卒業したいという意思があったのでしがみつきましたが、私は

 

学校から高校へあがれないと言われてしまったり、または本人が今の学校が合わないからという理由で進学先を変えることになったとしてもそれはチャンスだ、いい機会だととらえていいと思いました。

 

中学受験でがんばって入れた学校なんだからもったいないとつい思ってしまいがちですが、もし学校生活が辛く、苦しいものだったら思い切って転校するのも自分の人生を仕切りなおすきっかけになると思うからです。

 

今の学校では追いつくなんて無理だけど、勉強を理解したい、大学へ進学したい、という気持ちがあるのならもっとゆっくり勉強の出来る学校へ転校するのもいいと思うからです。

 

ただし、それは親が決めることではなく、本人が決めたかが重要です。

成績が悪いと親は心配になりイライラしますが、本当に傷ついて居るのは本人なのです。

ちっとも勉強もしないし、ゲームばかりしていて気にしてないように見えても、ほとんどの子は内心不安でいっぱいです。

つい親は力ずくでどうにかしようとしてしまいますが、やはり、結局、本人が決めることが何より大事なのではないでしょうか。

矛盾してしまいますが、親御さんの考えを伝えるのも大切です。

親御さんの考えと本人の意思、両方が大切なんだと思いました。

本人の意思を尊重し、話し合えるような家の雰囲気にしておくことが大事な気がします。

 

最終的に本当に大切なのは子どもの

気力と体力です。

気力も体力も使い果たし、疲れていたら何もできません。

さんざん間違った子育てをしてきた私が言うのもなんなのですが、親の言動って間違えると子どもから気力と体力を奪ってしまうことにつながるんです。

 

イライラしたりムカつくこともありますが、まずは親が子どもを信頼、信用することだと思いました。

そうすればいつか子どもも信頼していろいろな思いを話してくれるようになると思うのです。。

 

修行みたいですが、急がば回れ、だなぁと感じました。

 

つい6年、3年と受験に照準を合わせてしまいますが、何年かかってもいいという気持ちでいた方がいいケースもあります。

 

先ほども書きましたが基本全員高校へ上がらせてくださる学校へ行きました。それでも入学して卒業する間に様々な理由で転校されるかたも10名くらいいたと思います。

 

 

 

・・・と、ここまでは高校から違う学校へいくのもよいという話ばかり書いてしまいましたが、やはりせっかく入学した学校なのだから最後まで楽しく通えたらそれが一番うれしいことですよね。

 

そのためにも

 

不測の事態になった時に学校がどのように対処してくださる学校かを見極めることがとても大事だと思います。

 

つい偏差値で志望校を決めがちですが、本当の意味で面倒見のよい学校か、思春期の子どもの心に寄り添ってくださる学校かどうかにも視点をおくことをオススメしたいです。

 

それからコツメの母さんにとってはとても難しくできなかったことではありますが、なるべくなら自分の子どもの個性、性質をしっかり見極めて中学受験という早めの受験に適しているかどうかを考えることがそもそも重要だと思います。

まだまだ思春期に入るか入らないかの難しい時期ではありますが…。

いずれまたこの事にも書いて行きたいと思います。

 

 

コツメの母さん。でした。