コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

父の日。

今週のお題「おとうさん」

 

こんばんは。

 

コツメの母さん。です。

 

今日は父の日でしたね。

私の父親も夫の父親ももうすでに他界しているので父の日にプレゼントを贈ることはなくなりました。

 

私の父は12年前の6月、父の日のちょっと前に亡くなりました。

 

肺がんの再発だったのですが、5月の終わりに入院してどんどんどんどん変わり果てていく父をみて母は毎日電話口で泣いているし、私もずっと心配で泣いていました。

ぼーっとしながらもコツメちゃんも生まれたばかりだし、毎日の生活は続けなくてはいけません。買い物へも出かけたりするわけです。

 

スーパーに行けば父の日にと食べ物のギフトセットとか、大好きだったお酒とか、パンフレットがおいてあります。

それを見ると

 

「病院にいる父はもう食べることもお酒を飲むこともできなくなってしまった。」

 

と思って悲しくなり…。

 

ピヨ姐の靴を買いに靴屋へいけば天井から「父の日には靴を」という小さな旗が何枚もさがっていました。

それを見ると

 

「父はもう靴を履いて外を歩くこともできない。」

 

と思い、悲しくなりました。

 

世の中のほとんどの事柄って、健康なひとのためのものばかりなんだと実感した日々でした。

 

その数年後、コツメの父さんの父親も亡くなってしまいました。

どんどんどんどん体が弱くなり、筋力が衰えて、あっという間に亡くなってしまいました。

それ以来コツメの父さん、ますますアグレッシブになりました。

前から一度決めたら家族の反対を押し切ってやりとげる性格ではあったものの、父親を亡くしてからは

 

「いつ人間死ぬか分からないのだからやりたいことはすぐにやろう。」

 

と強く思うようになったらしく、

 

どんどんわがままになっています(・∀・)

 

…というわけで今日は娘と私からということでコツメの父さんのためにケーキ屋さんでホールケーキを買いました。

家族でお店にいってケーキをえらぶと、お店の女の子が

 

「クッキープレートに何かお書きしますか?」

 

と聞いてきました。お誕生日でもないし、どうしようかな…と思ったけど

 

「じゃあお願いします。」

 

と答えたわたし。

 

「なんとお書きしましょう?」

 

と聞かれた瞬間、コツメが

 

「バルスって書いてください。」

 

と言い、家族みんなから怒られていました。

 

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コツメの母さん。でした。