コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

コツメちゃん、アニメのタッチを見はじめました。

こんばんは。

 

コツメの母さん。です。

週末、小学校6年生のコツメがアニメのタッチを見始めました。

コツメちゃん、タッチはまったくの初心者です。

コツメが知っているのは、タッちゃんが野球をやることと、

「上杉達也は浅倉南を愛しています。」というセリフがあることです。

 

まず、タッチのOPを見てコツメは

 

「星屑ロンリネスってなに???」

 

と聞いてきました。

 

私にもわかりません。

 

ちなみに「ためいきの花だけ束ねたブーケ」もどういうことなのかと思っているのだそうです。

 

そしてお話が始まり、回数を重ねてもタッちゃんが野球をなかなか始めない。

コツメは何度も私に聞きます。

 

「なんでタッちゃんは野球をやってないの?」

 

…言えません…。

 

「なんで題名がタッチなの?」

 

…言えません…。

 

題名がなぜタッチについては2016年に明かされたのですが、

和也から達也へバトンタッチだから「タッチ」なのです…。

 

とにかく和也が亡くなるまでは何も言えないことばかり。

 

平成生まれのコツメちゃんは達也、和也、南ちゃんの三角恋愛模様を見ながら

「は?」

「え?」

を繰り返していました。

 

とにかく

 

「南、ひでぇ…」

 

というのです。わかるよ。コツメちゃん。和也がかわいそうだよね。

とくに学校の投票で選ばれたベストカップル賞(和也と南が受賞)でもらった景品のノートを南が達也にあげようとするところでは激怒していました。

 

達也が高校生になり、やっと野球部へ?と思ったらボクシング部へ入部するのでコツメちゃんは

 

「一体いつになったら野球をやるんだよーーー。長すぎ!」

 

ともだえていました。

 

そしてとうとう運命の和也くんの最後の1日。

もうなんどもこのシーンは見ていますし、原作も何回も読んでいるのにもかかわらず、意外にも私、もうせまりくる悲しみをこらえて頭が痛くなってきました。

亡くなる朝、南をかけて堂々と兄貴と対決するというさわやかな宣誓をしたのに、数時間後に…と思うと泣けます。

あまりに可哀想すぎます。

原作ではわりとさらりと描かれていてそれが余計悲しいのですが、アニメは二話くらいまたがります。

長いです。

でもアニメを見ながら、横目でコツメを見ながら、気がつきました。

 

コツメちゃん、もう和也のフラグがたっているのに和也が死んじゃうとは思っていないようなのです。

 

割とコツメはこういうお話を予想するのが得意なのですが、和也に関しては病院のシーンが出てきても、事故が起こったらしいという描写が出てきても

「カッちゃん、死んじゃったの?」

と私に聞いてきませんでした。

 

達也が付き添い、両親が病院で確認し、南が駆けつけ、お線香の揺れる煙とあのショパンの別れが流れているシーンで初めてコツメが小さい声で

 

「えっ…」

 

と言いました。

そしてなんども

 

「えっ…」

 

と言っていました。

見終わるとコツメは

 

「ねえ…野球漫画で人が死ぬの?野球漫画なのに?野球漫画だよ?

私は絶対カッちゃんが交通事故で怪我をして腕が動かなくなっちゃって、それでタッちゃんが野球を始めるって思ってた。」

 

と驚いています。

 

私はちょっとうるうるしながら

 

「カッちゃんはね…。死んじゃったんだよ。」

 

というと、コツメが

 

「ああ、だから最初の歌が”呼吸を止めて…♪”なんだねー。」

 

というので

 

「そ、そうじゃない!あれは死んだって意味じゃない。真剣な目をしてるだけ。ふ、ふふっ」

 

と思わず吹き出してしまいました。

 

そしてコツメちゃんは

昔のアニメは背景が動かない…。木が全然揺れない…。

という感想ももらしていました。

 

確かに最近のアニメは、木も空も水もきれいですもんね。水は水色じゃなくてちゃんと景色がうつりこんでますもんね。

 

コツメちゃん、南が新体操を初め、吉田くんがでてきたところあたりまで見ています。

まだまだ全26巻中、8巻くらいですね。

 

先はながいなぁ。

コツメの母さん。でした。