こんにちは。
コツメの母さん。です。
平成思い出シリーズ。今回は平成5年です。
この年は社会人2年目に入る年でした。
相変わらず仕事では嫌味を言われてばかりで毎日ぐちぐち、ぐずぐず思っていましたが、年の近い同僚の先輩ともうちとけて、休みの日にはいっしょにいろいろなところへでかけたりするようになりました。
楽しみだったドラマ
お給料を貯めてビデオデッキを買った私は、録画したドラマを部屋でみるのが仕事のあとのたのしみでした。
この年も話題になったドラマがたくさんありました。
ひとつ屋根の下 江口洋介がすごい明るく張り切っているドラマ。
誰にも言えない 賀来千香子がいつもおろおろ。
高校教師 しょっきんぐー。
あすなろ白書 石田ひかりにイライラ。
ダブル・キッチン こういうホームドラマが好き。
振り返れば奴がいる 織田裕二がすごいしかめっ面の医者の役でした。三谷幸喜さんの脚本でしたが、シリアスでした。
同窓会 超しょっきんぐー。最後、山口達也が矢ガモみたいな殺され方をするんですけど、この年の一月に公園で矢がささったまま生活しているカモがいて話題になったんです。その影響?
山口達也の矢ガモと国分太一君のゲイの役が本当に上手だっことが印象的でした。
そんな1993年、コツメの母さんが今まで見たドラマで一番好きなドラマが一月から放送されました。
それは
「お茶の間」です。
主演は渡辺満里奈と男闘呼組の成田昭次。漫画「バタアシ金魚」の続編にあたる「お茶の間」が原作です。
これで坂井真紀さんがブレイクしました。そして満里奈ちゃん演じるOLが務める会社の上司役が豊川悦司さんだったんです。
ちょうどNIGHT HEADの次くらいのドラマだったんで注目されてきたところだったんですけど、満里奈ちゃんに軽くチュッとするシーンがあったんですが、それがびっくりするくらい素敵だったんですね。私が初めて豊川悦司さんを観たドラマでした。
とにかく面白かったんです。もう一回見たいなぁ〜。
そして
4月…
新しい年度がスタート。すると人事異動で新しい上司がやってきました!
これがとんでもなくこわい人でした。
私の仕事はベテラン+若手でペアを組んでするのですが、そのゲキコワ上司がペアになってしまったのです。
コツメの母さん、毎日つらたん…(大泣き)
ところがです。
今までさんざん嫌味を言ってきた先輩だったりしらんふりしていた先輩が、私に対して
めちゃめちゃ優しくなったんです…びっくりするほどに。
「おしつけちゃってごめんね。かわいそうに。がんばってね。」
の気持ちだったのかなあ?と思いますし、一年かけてやっと信頼されてきたというところもあったと思います。
それでも毎日が辛いことには変わりなかったのでした。
とにかくその上司は恐ろしかった…。
でも私は3年がんばって辞めようと思い、働きました。
それでも勉強になった一年でもありました。
夏休み 人生2回目の海外旅行。オーストラリアへ行く。
夏休み。職場のひとつ年上の仲良くしてくれていた先輩と旅行へ行くことになりました。
この先輩。自他共に認めるミーハー!だったんです。
とにかく東京近辺で新しいスポットができると
「休みの日にいこうよ!」
と連れて行かれました。
そうそう、この年の7月には
当時日本一の高さを誇った横浜ランドマークタワーが開業
千葉県船橋市に室内スキー場ららぽーとスキードームSSAWS(ザウス)が開業
しました。
両方ともすぐに休みになると先輩に連れて行かれました。
私は人生初めてのスキーがザウスでした。
そのザウスも解体され、現在はイケアになっています。
さてさて海外旅行のオーストラリアも先輩に勧められてのものでした。
本当は私、歴史的建造物とかがあるところが好きだったのです。
リゾート地って大金払ってまで行きたいと思っていなかったんですよ。
海でまったり…ってお金も時間ももったいないって思ってしまっていて、あんまり好きじゃなかったんです。
でも先輩にはいえないし、まぁいっか…と思って行くことに決めました。
ところが私はオーストラリアで人生初のカルチャーショックを受けたのです。
お昼休みにビール飲んでいるビジネスマン、オペラハウスをバックにジョギングしている人々…。
日本に比べたらのんびりのびのび。
なんだか人の目を気にしてぐちぐち言いながら、思いながら仕事をしている私って…と思ってしまったのです。
オーストラリア。いい所でした。
そして経験もしていないうちから判断してチャレンジしないのはやめたほうが良いなと思ったのでした。
そして母さん、英語を勉強してみたいなと思うようになりました。
↑2000年オリンピック招致へ。
↑世界一美しいデパートと言われるクィーンビクトリアビルディング。
↑グレッズウッズ牧場。
↑シュノーケリング。ナポレオンフィッシュがいました。
ミーハー先輩のおかげで、やってみたいことが増えました。英語を勉強したくなるとそのことでいろんな広がりがありますよね。
映画や、海外の俳優さん、音楽、旅行、歴史や文化などなど。興味がひろがったような気持ちになりました。
旅行はますます好きになりました。
先輩が紹介してくれた旅行会社はマップツアーというところでした。
今は倒産してH.I.Sに吸収されたようです。
ツアーではあるけれど、ほとんどが自由行動で好きなオプションをつけられ、安いのですが内容は充実、選択肢も多くて旅行の組み方を初めて知りました。
先輩は英文科だったので、英語にも困らず、ますます英語を話せるようになりたいなぁと思ったのでした。
あの頃は、格安ツアー会社、英会話教室、パソコン教室やエステサロンなどそれぞれいろんなお店がありました。
テレビや広告で大々的に宣伝しているだけで安心だと思っていた時代です。
ここあたりからバブル崩壊の影響がでてきます。
今はない会社もたくさんありますね。
そんな1993年…。
コツメの母さん。でした!