こんばんは。
コツメの母さん。です。
今年年女(48)になるコツメの母さん。
同世代の方は音楽ってしょっちゅう聴きますか?
私は小さい頃から歌謡曲を聴くのが大好きでした。
レコード大賞は4歳くらいから見ていた記憶があります。
家にあったステレオでレコードを何度も何度も聞いていました。自分で針をなんとか落とせるようになったのは5歳くらいの時でした。
ただレコードですから家においてある音楽の限りがありました。
さくらと一郎の「昭和枯れすすき」とダウンタウンブギウギバンドの「港のヨーコヨコハマヨコスカ」をヘビロテしていた記憶があります。
昭和枯れすすきの
「まぁーずーーーしさにーーー負けタァ〜」
と男が歌うと食い気味に女性が
「いいえ 世間に 負けたぁ〜」
と歌っているんです。その景色を頭の中で想像していました。
おそらくこの好き合ってる男と女の人が、とにかくみんなから嫌われてしまったのだ、それで二人で死ぬって決めたんだと思った記憶があります。
歌詞だけでなく音楽の哀しさがすごくて、子どもでも「これが悲しい唄なんだ」ってわかる名曲です。
ピンク・レディーや西城秀樹、そして生まれて初めてセクシーという感覚に目覚めた沢田研二、そしてたのきん(トシちゃん、マッチ、よっちゃん)、聖子ちゃん…
小学校高学年あたりからニューミュージックに入り、中高校生の頃はロックでした。
そして中高短大社会人時代は吉川晃司に貢ぎに貢いでいました。
まさに青春です。
とにかく音楽が好きで、NO MUSIC NO LIFEだった私が、結婚して子供を産んだあたりから音楽を聴かなくなっていったのです。
アンテナが折れたのです。
子育てに追われていたからかもしれませんが、ヒット曲は聴くけれど、好きなアーティストや興味のあるアーティストのアルバムを借りたり買ったりして聴き込む、という行為がなくなったのです。
ついでに「この人素敵だなぁ」ってテレビの人に夢中になることもなくなりました。
でも本当に何年かぶりに感動した音楽がありました。
それは2011年頃。
サカナクション
です。
初めてアルクアラウンドをyoutubeでみたとき、感動してどきどきしました。
「初めて聞いて あ、いい曲!って思ったのってずーっとなかったなぁ。」
と思いました。
サカナクション - アルクアラウンド(MUSIC VIDEO) -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-
久しぶりにアルバムを買いました。今でも聴きますし、ベスト盤も買いました。
そろそろ新しいアルバムを出してほしいなぁと思います。
そしてサカナクションの感動から数年後…。また感動が訪れます。
三年前、私はポケモンGOにはまってしまいました。
その年の秋、私はディグダを追い求めていたのです。
当時近所にはなかなかディグダが現れなかったのでした。
すると父さんが
「どうやら日比谷公園がディグダの巣らしいぞ!」
と調べて来たのです。
ディグダの巣って本当に巣があるわけではなくて、よく出没するってことです。
それで夕方ディグダをとりに父さんとコツメと3人で東京まで車ででかけ、薄暗い日比谷公園にてディグダを取るために徘徊したのです。
まだ秋の夜だったので人もたくさんいて、ドイツ祭りみたいな感じでビールやソーセージが売られていました。
が、私はそんな風景には目もくれず、ディグダ、ディグダ、ディグダ…。
少し歩くと日比谷野外音楽堂がありました。ディグダが現れるのを待っていると音楽堂から音楽が聞こえて来たのです。
「あ、エレファントカシマシの宮本さんの声だ。」
と思いました。たまたまライブをやっていたのです。
見渡すと外には入れなかった人や、たまたま居合わせた人が道の端に座って聴き入っていました。
見えないだけで音はしっかり聴こえてきました。その時に
「悲しみの果て」
が流れて来たのです。
もう、その声がすっごく素敵でかっこよくて、ディグダが吹き飛ぶくらい感動してしまいました。
家に帰ってからyoutubeでみると
「宮本さんってこんなにかっこよくて素敵だったっけ…」
と思ってしまったのです。
高校生の時、エレカシが出て来たときは、宮本さんが奇妙に見えて(今もだよという声が聞こえますが)それだけしか印象に残っていなかったのです。
ところが、素敵なのです。歌も姿も素敵。
なぜ私は気がつかなかったのだろうと思いました。
以来テレビで宮本さんが出てくると嬉しくて仕方ありません。
ついみてしまいます。
いつか…なんの不安もなくなったらライブに行ってみたい!と思う
コツメの母さん。でした。
おまけ。
有名ですが、子どもの頃の宮本さんの歌声です。
私も子どもの頃この曲を聴いていたので最初知ったときは驚きました。