コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

ちょっと早いけれど福袋の思い出

こんばんは。

 

コツメの母さん。です。

 

やることを一つ一つつぶしていくと、1日があっという間に過ぎていきますね。

 

さて、スマホを見ると、洋服屋さんからメールが届いていることがよくあります。

コツメちゃんが子供服を買った時にポイントをつけるためにアプリを入れたのですが、ほうっておくと数日に一回のかなりのペースでやれ新作だ、やれセールだとお知らせがやってきます。(見ないようにすればいいのですが、放置しているのでメール来放題です。)

 

もうすぐお正月。

お正月といえば福袋。

最近、子供服ブランドの福袋販売のお知らせがよく来るようになりました。

コツメちゃんはなにかしらの福袋に憧れを抱いているのですが…。

 

私は福袋ってあまり好きではないのです。

 

だって中身が選べないじゃないですか♪(´ε` )

いらないものも入っているかもしれないですよね♪(´ε` )

 

そう思って生きてきたのですが、最近の福袋って中身を公開しているお店が多いですよね。

 

コート、セーター、カットソー、ワンピ、靴下、リュックの 6点セットで1万円、

 

とか。

写真も載せてあるので色味も形もわかります。

 

コツメの母さん、最近になって知りました。

 

でもこうなってみたらみたで…。

 

選べないって文句言っときながら矛盾してるんですけど、中身がわかったら面白くないですよね?

 

福袋の醍醐味に欠ける気がするのです。

 

まぁ。。。確かに無難に済ませることができますけどね。

 

コツメの母さん、子どもの頃、一度だけ福袋を買ってもらったことがありました。

 

小学校五年生のお正月を過ぎた頃、車で30分以上離れた繁華街の百貨店まではいかないけど、ニチイや長崎屋のような大きいお店で

めずらしく父が買ってくれたのです。

 

最近ブログで書きましたが、父は養護施設につとめていました。

施設の子供たちはいろいろな事情があって施設でくらしています。

ですが、夏休みの数日間とお正月休みの数日間は、施設の子供も実家に帰省させることができたのです。

 

預かっている子供の状況と家庭の状態を判断し、私の両親が帰省させることができるかどうかを判断していました。

でも、家庭の事情や本人がまだ不安定な場合は施設に残って暮らすのです。

 

なのでお盆休みやお正月は、そういう家に帰ることができなかった子供達を特別に外へ連れていくことがありました。映画だったり、遊園地だったり。

でも何かあるといけないので大人もたくさんついていきます。

 

父が福袋を買ってくれた日はそういう日だったのです。

 

父は預かっていた女の子に福袋をかってあげたいと思ったのでしょう。

そしておまけで私にも買ってくれたのでした。

 

それはファンシー雑貨を取り扱っている文房具屋さんの福袋でした。

女の子と一緒に施設に帰って開けて見ると、いろいろなかわいいものがたくさん入っていました。


うれしかったなぁ~。


自分では買わないようなものとか、シールやらノートやらポーチが二つはいっていたりして、私は施設の部屋で帰省できなかった女の子といっしょにわくわくしながら部屋に並べました。

 

ポーチの一つは赤くて小さなクマの絵がついているかわいいもの、もう一個のポーチは黒と紫の市松模様で大人っぽいというかヤンキーっぽい感じでした。

女の子(といっても中学生)が、その黒×紫の市松模様のポーチを

 

「ほしいな」

 

とちょっと遠慮しながらいいました。

私はまだ五年生だったのでその市松模様のポーチのよさがわからないし、クマのポーチだけでよかったので、こっそり

 

「いいよ。」

 

と言ってあげたのを覚えています。

 

ところがよいものばかりではないのが福袋。

 

忘れられないのが、

 

亥年なのに干支が酉年のポストカードセット×2セット

 

『酉年のポストカードって、今度使える時私、21歳じゃん!』

 

と子供心に思いましたよ( ´ ▽ ` )

明らかに売れ残りです…。

 

そしてそして

 

三年くらい前のカレンダーが印刷された日めくりメモ帳

 

がたくさん入っていたのを見たときは子どもながらにがっかり感と言いますか大人の商売魂をみたといいますか、いろんな気持ちが混ざり合い、社会の勉強になった感じがしました。

 

完全にこれも売れ残りでしょう!

 

私は

 

福袋=売れ残り

 

とインプットされてしまったのです。

 

福袋をみるたび、
福袋の夢から覚めた小5の冬休みを思い出し、懐かしい気持ちになります。

 

そして最近子育てを通じて今時の福袋は事情が違うことに気がついた

 

コツメの母さん。でした。