マイノリティー親子の中学受験・私立一貫校の備忘録
小6でSAPIXを辞めました。そのワケは?
こんばんは。コツメの母さんです。
今日は小3の2月から通い続けたSAPIXを小6の4月にやめた理由を書いて行きたいと思います。
注意
・何年も前の話になりますので、現在のSAPIXとは違うことも多々あると思います!
コツメの母さんの話を聞いて「まぁ、そうなの?」と鵜呑みにはしないでくださいね!
・あくまでも思い出を中心としたコツメの母さん目線でのお話になりますのでご注意ください。
では行きます。
1.ピヨ姐のSAPIX生活
小3の2月からいよいよ受験生活が始まりました。
ピヨ姐も
「私は受験するんだ!塾に通うんだ!(キラキラ)」
という気持ちで通っていたように思います。
SAPIXは日能研と違い、お弁当はいりません。予習型ではなく、復習型と言われる塾でした。
保護者説明会も説明がとてもうまく、
「信じてやっていけば合格できる」
と思わされます。(実際合格します。がんばれば。)
お弁当がいらないと言うことは、夕方すこし食べ、夜帰ってきてから夕飯を食べるという生活になりました。夕飯は21時ごろだったように思います。
最初は週に2回くらいでした。
勉強は休憩ほぼなしの3時間。
この生活ができていました。
塾に行く子はみんなやっているしね…。
今思い返せばアンビリバボーです。
2.塾での修行の日々。塾生活の新鮮味が失われ、倦怠期に入る。
SAPIXでは月に一度のマンスリーテスト、3ヶ月くらいに一回でしょうか?組み分けテストなどがあり、成績順でクラスが上下します。
内容は普段塾で習ったことがでるのです。
しっかり身についているかの確認テストです。
コツメの母さんまでがテストの結果に熱心になってしまい、夢中になっていったと思います。
結果がよいと
自分のことのように嬉しく、
結果が悪いと
自分のことのように悲しく、悔しい。
そのため
「しっかりやりなさい。勉強しなさい。」
と毎日言っていたと思います。
最初は塾に通っている自分がキラキラしていて得意になっていたピヨ姐も、1ヶ月、3ヶ月、1年…と日々の当たり前になってくると
目がどよーん。
としてきました。
飽きてくるワケです。
遊びたいワケです。
毎日の勉強が面倒臭くなるワケです。
もうこの時点で向いてなかったと今は思いますが、SAPIXに通っている一部の優秀児を抜かせばたいていの子は一度はこの経験があると思います。
なのでコツメの母さんも、やり過ごしてしまいました。
やる気がないので喧嘩になると
「じゃあ、もうそんなに勉強がいやなら中学受験、やめたら?」
と私が言います。
すると娘は
「やだ!やめない!」
と言います。
それなのにしっかりやらない。
その繰り返しでした。
子供って、やる気がないくせに親に「やめろ」と言われると「やめない!」という習性がありませんか?
ピアノでもスイミングでもサッカーでも、そうじゃないでしょうか?
お稽古のやめ時って、難しいですよね。
親子によって千差万別だから正解がないなぁと思います。
でも今になって言えるのは、
子どもが本当にやりたいと思っているのかどうか、本当の気持ちを察して、汲んでやる目を親が持つことができればよかったと思います。
私はその目をもてなかったことが多々ありました。
今ピヨ姐はいろいろあったけれど
「中学受験をしてよかった。」
と言っています。
本人がそう思っているなら正解なのだろうと思いますが、やはり私は他の道も選ばせるくらい選択肢を広げてあげればよかったなぁと思っています。
さて話はやる気のないピヨ姐とのバトルの日々に戻ります。
3.モチベーション下がりまくり。同時にじわじわクラスが下がってゆく。そしてさらにやる気もなくなってゆく…。
負のスパイラルが始まりました。
やる気がない→親にも塾にも注意される。ほめられることなんてない。→つまらない→さらにやる気を失う→テストでクラスがじわじわ下がる
これではやる気も起きません。
親も子もじたばたの日々が続きました。
これが小5でした。
次回は
小6でSAPIXを辞めました。そのワケは?その②
具体的にSAPIXのこの点はよくないと思うな、ということを書いて行きたいと思います。
コツメの母さん。でした!