こんにちは。
コツメの母さん。です。
昨晩静岡に住む母から
「電気がついたよ。」
と連絡がきました。
よかったです。
そしてこちらの皆様には心配していただいて、ありがとうございました。
でもまだ復旧していない地域もあるそうで、大変な台風だったのだと思いました。
今回大きな台風で停電した時、母の携帯もつながらないとなると、連絡の手段がなくなってしまうので本当にどうしているのかわからなくなってしまうのだなぁと思いました。
母の実家の近所の人の連絡先などしらない(私が進学して静岡を出たあとで引っ越した家なのです)し、母は私の弟(独身)と暮らしているのですが、私は弟から大変嫌われており、弟の携帯の電話番号を知らないのです( ;∀;)
今回のことで、緊急事態に備えて弟の電話番号をゲットしたいと思ったのですが、母に昨日弟の電話番号を知りたいときいてみたらやんわりと断られてしまいました。
好きな子の連絡先をゲットするのと同じくらい難しいですな…( ゚д゚)
この問題は保留にしておくことにしました。
ちなみになんで嫌われたのかと言いますと、決定的な理由はないようなのです。
私が東京へ進学して帰省した頃はまだ全然友好的でしたが…。
4歳年下の弟が大学を卒業して苦労するようになった時に、私の存在がうとましくなったのかもしれません。
私はその頃、人からみたら普通に自立した生活をしており、弟からみたら私はたいした苦労もなく要領よく楽しんでいる人、に見えたのかもなぁ…、と思うのです。
これくらいしか理由が想像できないのです。
ちなみにピヨ姐とコツメちゃんにとっては弟は謎のおじさんとして君臨しています。
コツメ「おねえちゃん、○ちゃん(←私の弟)の声って聞いたことある?」
ピヨ姐「一回くらい…昔、あるかもしれない。」
と弟の存在は伝説化しています。
おひさしぶりです。
突然ですが、今日のぶんちゃんです。
今日は最近ブックオフで購入した山岸凉子先生の「黒鳥(ブラックスワン)」を読みました。
この本は短編が4話入っています。
この短編、どれもとても面白かったのですが、
「鬼子母神」
という作品がとてもとても心に「うっ…」ときました。
『鬼子母神』(きしもじん)は、1993年の作品。
あらすじ
瑞季は、武田家に生まれた二卵性双生児の妹。彼女は小さい頃から何をやっても不器用で、優秀な双子の兄と比較されながら育ってきた。しかし、難関高校に進学して順風満帆だった兄が、挫折を期に大きく変わってしまう。「王子様」の崩壊にショックを受けた瑞季は、気がつくと友人の家に居た。そこで自分の家庭環境が極端に歪んでいることに気付き、瑞季は高校卒業後家を出る。
家を出た瑞季は、時折会う母から兄の様子を聞かされ、兄に会いに行く。兄は酒浸りになり、ほとんど学校に通えず、すっかり見る影も無くなっていたが、それでもなお自分は瑞季より優れていると思い込み、母の理想像であり続けようとしていた。そんな兄を見て、瑞季は鬼子母神の神話を思い出すのだった……鬼子母神に可愛がられた末息子は、愛ゆえに母親に食べられてしまったのではないか、食べられた子はいつ真実に気付くのか、と。
Wikipediaより引用しました。
いわゆるこの頃は「毒親」という言葉はなかったと思いますが、毒親に育てられるとこうなってしまうよ…という不幸を描いています。
うちはピヨ姐が高校二年生の頃から学校へいけなくなってしまって、いろいろあって今に至ります。
さんざん悩んだし、いまも正直毎朝悩んでいます。
なので「毒親」という言葉に非常に敏感です。
私が毒親だからこうなっちゃったのかなと心の隅で思っているからです。
周囲に恵まれているのか、私は「母親が悪い」ってコツメの父さんからも実家の母からもお義母さんからも言われたことがないのです。
娘本人からも言われたこと…ない…と思います。
「お母さんのここがいやだ!」はありますが…。
みんな大人なのです。
ですが、1人で自分は毒親なんだと思ってしまうのです。
毒親じゃなかっとしても素敵なお母さんではないのです。
弟は私のこんな状況は知りません。
きっと要領よくやっていると思っていると思います。
弟よ、人生には上り坂、下り坂、まさか、があるのですよ。
いいこともあればそうでないときもあるのですよね。
ピヨ姐も「鬼子母神」を読んだのですが、感想を聞くと
「私はこの漫画の兄とは違うよ。兄は自分に気がついてないけど、私は気がついてるよ。
そしてこの漫画のお母さんは兄ばかりかわいがっているけど、ママは私にもコツメにも平等だ。」
といわれ、少しホッとした
コツメの母さん。でした。