こんにちは。
コツメの母さん。です。
NHK朝ドラ、「半分、青い。」が終わってしまいました。
半年って早いですね…( ゚д゚)
前も書きましたが、ヒロインのすずめちゃんと相手役の律くんは1971年生まれの設定で、コツメの母さんと同じ歳です。
最終回は2011年、東日本大震災が起きた年のすずめと律の誕生日(7月7日)の後くらいで終わりました。
今現在のすずめちゃんや律くんはどうしているか?
そよ風の扇風機はつくったけれど、会社はどうなっていくのか?
律くんの別れた息子の翼くんはどうしているのか?(私はすずめちゃんの子どもの
かんちゃんと律の子どもの翼くんが写真でつながっているのでもっとあるのかなあと思っていたのです。)
気になるところがたくさんありすぎて
1971年から始まって2011年で終わっちゃうのがちょっと残念でした。
なぜ2018年まで描かなかったのかな。
ちょうど40年ってことだから?
その後のスピンオフとかあるのかなぁ?
朝ドラは半年間放送されるので時間はたっぷりありますが、最近思うのは個性的な登場人物をつぎつぎに入れて行くと、その日その日は面白いのですが、最後にむかっていくときに収拾がつかなくなってしまうことがあるということ。
「あの人、どうなったんだっけ?」
と思った時に
「あの人はこうなってこうなったよね。」
とはっきりと分かるのがお話としていいことだと私は思っているので、「半分、青い。」はその点がちょっと中途半端だったかなぁと思います。
これは「わろてんか」(鈴木京香さんの役どころ)や「とと姉ちゃん」(大地真央さんの役どころなど)もそうだったなぁと思います。
登場人物の時間とともに変化して行く様を自然に描くのって難しかったりすると思いますが、「半分、青い。」はそのへんが雑だったように思いました。
この人、どうなったんだろう?という人物を後半の2週間くらいでちょこちょこ出して
これで分かるよね?といった感じが残念だったかなぁと思います。
あの人どうなった?
もありますが、
あの件はどうした?
も多かったです。
そよ風の扇風機を作る際に、震災で材料の調達が困難を極めたり、すずめのこだわった扇風機のスイッチを平らにすることが難しくなったりと途中までは描かれているのに突如扇風機が出来上がっていました。
セリフでなんとなく説明はあったものの、
「え?・・・あそうなんだ…。」
と納得しないといけない場面が中盤から増えて来たように思います。
律くんが大学生になり、ロボットの研究室に入ってからもせっかく個性的な教授が出て来たのにほぼ出て来ただけで終わってしまいました。
広がりそうで広がらず、物語の最後に教授が出て来て一応繋げた感じはありましたが、
これなら別に研究室のシーン自体なくてもよかったのではと思ってしまいました。
律の最初のプロポーズも、そのシーン自体は素敵な恋愛ドラマのようなさすがといえるシチュエーションでしたが、律がプロポーズに到るまでの気持ちの変化が抜けていて、気持ちがわからなかったです。
作者の北川さんは「律はずっと好きだったんです。」と説明していましたが、プロポーズまでは何年も2人は関わりがないのです。
視聴者にはちょっと唐突にみえてわかりにくかったと思います。
ここまで書きながら思ったのは、
ものすごい「神回(神回というより神シーン)」と呼ばれるような時とそうでない残念な時の高低差が一つのドラマの中でくりかえされ、見ているこちらは面白く振り回されたなぁということです。
次はよくなる、次はきっと…、ああ今日はよかった!、は?なんで?と思いながら見ていました。
だからずっと視聴率が変わらずよかったのかも…と思いました。
ネガティブなことばかり書きましたが、いろいろな意味で「半分、青い。」は面白かったです。
10月からの朝ドラも楽しみな
コツメの母さん。でした。