コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

嘘をつくひと。

こんにちは。

 

コツメの母さん。です。

 

先に書きますが、今日のブログはとっても抽象的な表現になってしまうので、

いまいち伝わりにくい&分かりにくい文章になると思いますがお許しください。

 

嘘。

 

嘘ってどう思いますか?

 

人間ですから大なり小なり嘘をついてしまうことってありますよね。

自分がついたこともあればつかれたこともあるでしょう。

しかたのない嘘もありますよね。

嘘も方便なんてことばもありますしね。

 

私は社会人経験があまりないのですが、働いている方は嘘をつかざるえない状況に

さらされたりすることもあると思います。

そしてまた、とてもショックを受けるような嘘をつかれたこともあるかと思います。

 

だからもしかしたら私の経験なんて世間の荒波で頑張っている人から比べたらくだらないのかもしれません。

財産や、社会的地位や、命を取られたわけではないし、と思われるかもしれません。

 

確かに専業主婦の私にとってはとんでもなく傷つけられるような嘘なんてあまりおきないのです。

俗に言うお母さん同士のトラブルで曲がった噂話が流れることはありますが、

それも真実を知っている人が「あれ、違っているんだよ。本当はこうらしいよ…、」

という形で100パーセントではないけれど、訂正されたりするものです。

 

噂を鵜呑みにする人もいれば、鵜呑みにしないでいてくれる人も必ずいるものです。

そのうち噂を流しているお母さんはいずれ信用をうしなって自分の嘘がばれていないと思っているのは本人だけで、みんな知りながら知らないふりをして接しているのです。

 

そのくらいなのです。

 

そんな穏やか?な生活の中で私は数年前、1人のサイ子さんに出会ってしまいました。

もうお付き合いはありませんが、お別れしてから

「あの人はおそらくサイコさんだったのだ。」

と思いました。

 

サイ子さんは

 

こんなみえすいた嘘、つくわけないよね?子どもじゃあるまいし。

 

という嘘をたんたんとひょうひょうとつくのです。

だから逆に嘘だって思えないんです。最初は。

でもやっぱり嘘なのです。

 

私はサイ子さんに向かって「この話、嘘じゃないの?」なんて言ったことはありませんでした。

でも、サイ子さんが私に言ってきた話があまりにも辻褄が合わないので、丁寧に理解してサイ子さんに応えたいと思う一心で辻褄の合わない部分を質問したことがありました。

 

彼女の返事は

 

「私は嘘をついていません。」

 

でした。

 

私はちょっとびっくりしたのです。

嘘を言ってますね?なんて私は言ってないのです。

でもサイ子さんはその後も何度か私に

 

「私は嘘をついていません。」

 

と言いました。

私にとってそれは気になるキーワードになりました。

 

だんだんその言葉が

 

「私は嘘をついています。」

 

と言っているのだなと私は心の中で変換するようになったのです。

変換すると辻褄があうのです。

 

 

今から書く例え話は、あくまでも例え話で本当に起こったことではないです。その人の嘘の感じが伝わるように私が考えた作り話です。

 

例1

「あのね、二丁目に住んでる一人暮らしのあのおばさんが重い病気なんだって。動けないんだって。」

 

と言われてその日のうちにピンピンしてるおばさんとスーパーで出会ったら怖くないですか?

私の聞き間違いだったのかなぁ?って思いませんか?

 

 

例2

また別の日に

 

「あのね、となりのクラスのAさんが夏休みあけに引っ越しちゃうんだって。それも海外に。私しか知らないことになっているから誰にもいわないでね。」

 

と言われて夏休みがあけて学校へ行ったらAさんがいて、結局卒業するまでAさんがいたら

「あれ?なにかのまちがいだったのかな?」

って思いますよね?

 

「おばさんの話、違ってた。ごめんね。」とか

「夏休み前にいったこと、私の思い間違いだった。ごめんね。」

 

なんて一言も言わずに何事もなくずっと笑顔で接してきたら、

ちょっと怖くないですか?

しかもこういうことが何回も起きたら…。

 

「私の聞き違いじゃなくて、彼女が作り話をしている…???でもなんのため???

なんでこんなつまらない嘘を言ってくるの?」

 

とだんだん気味が悪くなりませんか?

 

私はそういう人(しかも一見ちゃんとした初老の大人)に出会ってしまったのです。

サイ子さんのことでは眠れないくらい辛い思いをしました。

 

こういう人種の人はほとんどの人たちの前では普通ですが、ロックオンした人間には全然違う顔をみせます。

見せられた方がもし他の人に訴えても、他の人たちの前では普通なので信じてもらえなくなってしまうのです。

まるでこちらがおかしいと思われてしまうこともあるのです。

 

私は昔みたサイコホラー映画、「ローズマリーの赤ちゃん」のヒロインを思い出しました。

ヒロインが「あの人たちおかしい!おかしい!」と訴えても、ほとんどの人から理解されず、実はヒロイン自身がおかしいんじゃないか?と観客までミスリードされてしまうようなシーンがあるのです。

 

だから私はそれまで相談していた共通の友人にも途中で一切話すのをやめ、家族といっしょに戦うことにしました。

 

もうお会いしなくなって数年が経ちますが、最近ネットを通じてサイ子さんが今なにをしているのかを知り、心臓がドキドキしています。

その「何をしている」内容がまた

 

嘘じゃないの?

 

だったからです。

 

サイ子さんは最後まで自分が嘘をついていたことを認めませんでした。

周囲からあばかれた結果になりましたが、それでも認めた形跡はありません。

当然謝罪の言葉もありませんでした。

サイ子さんはだまってその場を立ち去りました。

 

でも近況を少しだけ知った時、サイ子さんはどこへいってもサイ子さんなのだとおもいました。

 

はてなブログをたちあげたとき、この話を最初から最後まで書こうかなとおもっていたのですが、この事件だけで一つのブログになってしまいそうなことと、登場人物も多いので、どこからどう話していけばよいのか、きっとちゃんと書くにはものすごく気力と

労力、構成力がいると思ったのです。

 

いつか書こうにもあまりに暗く、読んだ人を怒らせたり落ち込ませられるであろう破壊力が秘められるためやめにしています。

 

記録として残しておきたいなぁという気持ちもあれば、忘れた方がいいのかもとも

思う気持ちもある

 

コツメの母さん。でした。