コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

電車の中の出来事

こんばんは。

コツメの母さん。です。

 

植木を切ったらとても疲れました。

汗がだらだらでました。

 

さてだいぶ前の出来事なのですが、電車に乗っているといろいろなことが起きますよね…。

いろんな人が乗ってくるからいろんなことが起きますよね。

 

ある時私は東急大井町線に一人で乗っていました。お昼前だったと思います。

あまり混んでいなくて座りながらぼんやりしていました。

 

するときちんとした身なりのおばあさんが、とことこと歩いてくると、電車で立っていた私と同じくらいの年齢の女性に話しかけたのです。

 

「あの…。私、お友達と会う約束をして電車に乗ったんですがどこへいくのか忘れてしまったんです…。」

 

私は座りながら心の中で

 

『あぁ、もしかしたらこのおばあさんはアルツハイマーが始まったばかりなのかな…。まだ酷くないんだけど時々忘れてしまうのかな。』

 

と思いました。

 

おばあさんは少し微笑みながら女性に話しかけたのですが、不安そうでした。

 

話しかけられた人どうするのかな…と思っていたらその女性、はっきりとした声で

 

「等々力渓谷じゃないでしょうか。等々力駅で降りるといいですよ!」

 

と答えたのです。

 

『えー(私の心の声)』

 

彼女の頭の中ではおばあさんが大井町線で友達とどこかへ行くと言ったら等々力渓谷だと思ったのかもしれませんが、もし私が女性の立場だったら予想をおばあさんに伝えることはできなかったと思います。

 

仮に「等々力ではないですか?」

と言ってしまった日には

「おばあさん、大丈夫だったかな。等々力じゃなかったらどうしよう…」

と一日中悩みそうです。

そしてコツメの父さんにこのやりとりを話して

「どうしよう!!」

といいそうです。

そしてコツメの父さんは

「大丈夫だよ。きっとなんとかするよ。駅員さんもいるし。大変なことにはならないよ。」

というでしょう。

 

でも女性は自信満々でした。

きっと彼女は自分の発言に悩まないでしょう。

 

私はびっくりしました。

 

でももう一方で、はっきり答えられる彼女がちょっとうらやましいと思いました。

だって、間違えていたとしてもきっとコツメの父さんがいうようにたいていなんとかなるからです。

 

でも私にはこういうことができないのです。

 

私が彼女だったら

 

「一旦駅を降りて、家族かお友達に携帯で連絡をとってみるか、駅員さんに相談してみてください。」

 

と、言ったと思います。

自分の間違いを恐れて責任を駅員さんに投げるという平均点の答えしかでません。

そしてこの平均点の答えでも1日悩みそうです。

 

さて、電車の会話を聞いた私ですが、そのやりとりの中には入ることなく、先に降りました…。

 

世の中は正解も分からなければ結局どうなったかという答えもわからないことってたくさんありますね…。

気になっているから私、この出来事を忘れないのだと思います。

 

コツメの母さん。でした!