コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

海の怖い体験

こんばんは。

コツメの母さん。です。

 

水難事故のニュースが多いですね。

夏休みということもありますが、水難事故は実は9月も多いそうです。

 

コツメの母さん、小さい頃一度だけ海でひやっとしたことがあり、水難事故のニュースが流れると必ず思い出すのです。

 

 

小学生の時、家から一番近所だったカラーひよこのNくんのお母さんに誘われ、みんなで地引網をしたことがありました。

 

 

www.kotume-kasan.com

 Nくんのおうちはお商売を営んでいたので、従業員さんや子どもたちがたくさん集まりました。

私の母は土日も仕事だったのですが、めずらしく私と同行してくれたのです。

場所は浜松の遠州灘だったと思います。

遠州灘は砂丘で有名ですが、海は遊泳禁止です。

一見穏やかに見えますが、波がけっこう高く、潮の流れが速いのです。

 

さて地引き網に話は戻ります。

 

まず大人たちが船を出して網を巻きました。

魚を囲う様にしてぐるっと回って戻ると、砂浜の子供達はみんなで網についた紐を引っ張るのです。

そうすると網の間にたくさんのお魚がひっかかってとれるのです。

 

海の上から見ていると、魚がいるようには見えませんでしたが、網にはたくさんの魚がひっかかっていました。

海の下には魚がたくさんいるんだなぁ、すごいなぁと思って見ていました。

 

Nくんもさすがにテンションがあがっていました。

地引き網のなかに小さなサメ?のような赤ちゃんがいたからです。

 

さて、地引き網も落ち着いた頃、大人たちは浜辺でおしゃべりをしていました。

私は海に行くとついつい海水に足をひたしたくなります。

 

波がザーッとくるのですが、私は裸足になって足に波がとどくかな?くらいのところに一人で立っていました。

波がザーっとくると、両足が冷たい海水につかるのですが、波がサーーーッとひいて行く時に自分の足の真下にある砂がさらさらーっと崩れ、自分がバックしているような錯覚になって面白いんですよね。

 

それが楽しくてしばらく足をつけて波がきて、引いて行く感覚を楽しんでいました。

するとふいに、少し大きめの波が来たのです。

ざーーーっと波が引き始めました。その勢いがさきほどまでのそれよりもっと速く、足の下の砂が思ったよりたくさんけずられるような形になり、私はバランスを崩してこけてしまったのです。

 

あっ。

 

と思って両手を砂浜について立ち上がろうとしたのですが、両手のしたの砂もざざーーーーっと波に持って行かれ、立てないのです。

 

あっ。立てない…!!!

 

と思った瞬間に

 

波に飲まれました…。

 

子供心に

 

これはまずい…と思いました。

 

目の前が海の中で海面が明るく見たのですが、一瞬頭がぽこっと浮かんだ時に

 

3メートルくらい先で

 

ものすごい青ざめて引きつった母親の顔が見えました。

 

その顔を見た時に

 

「やっぱり本当にまずい。お母さんは助けようがないんだ…」

 

「もうだめだ。」

 

と思いました。

私はあきらめたような気持ちになりました。

 

その瞬間、

私は大きな波の力に押されて

 

ざざざざーっと

 

砂浜に戻されたんです。

 

よく、

 

「なんでこんなゴミがあるの?」

 

と浜辺に台所洗剤の入れ物が割れた貝殻と一緒に横たわっていますよね。

あんな感じで私は波に戻され、砂浜に置かれたんです。

 

本当に、本当にホッとしました…。

 

そして

 

本当に怖かったです…。

 

自転車で急いでいたり、ぼんやり歩いていると車にひかれそうになり

一瞬ひやっとすることがありますが

 

「もしかしたら死んでたかもしれない」

 

と恐ろしくなったのはあの海の出来事が一番です。

 

自然は本当に怖い!と思いました。

 

コツメの母さん。でした。