こんにちは。
コツメの母さんです。
先日、コツメの父さんがちょっと信じられない!みたいな表情で話し始めました。
コツメの父さん、会社の帰りにお腹が空いたのでとある駅ビルで晩御飯を食べようと思ったようです。
糖質ダイエットしているので米や小麦粉が入っていないものを夜は食べたいので肉料理屋さんに行こうと思った模様です。
以前から何度か通りかかってやめていたお店に初めて入り、店員さんに
「ひとりです。」
と言ったところ、若い店員さんに
「今、満席なんです。」
と言われたそうです。
確かにテーブル席にはそれぞれお客さんが座って食事していました。
でもコツメの父さん、お店の入り口から見えるカウンター席(肉料理なので鉄板のテーブル)に人が一人もいない風景が目についたから
「あ、食べられそう。」
と思って入ったのです。
ここで小心者のコツメの母さんだったら席が空いていても店員さんに「満席です!」と断言されたら
「あの空席はきっと予約席なのかも」
と思って
「そうですか。またきますね。」
と去るのですが、コツメの父さんはそういう人ではありません。
「あ、カウンター席で大丈夫です。」
と言いました。
すると店員さん
「満員なんで。」
と言ったそうです。
「え?でもあそこ、空いてますよね。満員なんですか?」
と聞いたら
「満員は満員なんで。」
(言い方がこういう上からな感じだったようです。そして待つなら50分待ちと言われたそう。)
席が空いているのに満員なんでと言われると店員さんが嘘をついているように見えるし、その理由は客自身が店側から何らかの理由で「こいつは店に入れたくない」って思われたんじゃないかと嫌な気持ちになりますよね。
お年寄りとかだったら
「あそこあいとるじゃないか。わしの目が節穴じゃというのか〜!」
となりそうです。
ちゃんとどうしてカウンターに通してもらえないのか理由をきいているのに
「満員なんで。」
の理由一択。
そして若いバイトの人はちょっと上の人を連れてきました。
上の人は
「満員なんで。」
と言いました( ^ω^ )
コツメの父さんは「わかりました。もう二度ときません。」と言って怒って帰ってきたわけです。
ちなみにこの「もう二度ときません」という焼け石に水フレーズ、私は大嫌いです。
そのフレーズはこういうお店にはなんにも効かない言葉ですから。
来ようが来まいがこういうお店は気にしません。(こういう、なんて書き方ですみません。)
それなのになんか負け惜しみみたいな捨て台詞を言った時点ですごい小物感がでて嫌いなんです。
…でもコツメの父さんはただ単純に入店を拒否された理由がわからない。
席があいているのになぜ入れてもらえないのかわからないのです。
私はまず
「パパ一人のために四人分のカウンターの鉄板を使いたくなかったんじゃないかな。これが複数だったら入れたんじゃないかな。もうあと数時間で店じまいだし、このまま一人のためにカウンターの掃除するのいやだったんじゃないかね〜。」
と言いました。
あとは(いわなかったけれど)コツメの父さんの見た目がお店にそぐわなかったとか???とか?いろいろありますが( ´ ▽ ` )
二人で話した結論は
「目の前に空席があるのに満員ですって断るなら、嘘でもいいからカウンターは予約されていますとか、カウンターの鉄板がすみませんいま故障中なんです、くらい言ってもいいよね。そうしたらお客が傷つかないもん。」
でした。
そう言われても騒ぐいやな客もいますし、お店からしたらコツメの父さんも食い下がっていやな客だったかもしれません。
でも最初に「満員は満員なんで」って空席の前で言わなければ「またきますね。」だったよ。
なんか意地悪されているみたいですよね。
とコツメの母さんは思ったのでした。
あとで検索してみるといろいろな場合があるなぁと思いました。
席は空いていたのですが本当に予約されていて「予約でいっぱいなんです。」と言ったのに客が怒ってネットのお店の評価のところに文句を書くという
お客が悪いパターンもありました。
あとはやはり一人で入店をしようとしたら席が空いているのに「満席」と言われたのですが、そのすぐあとに友達にきてもらって友達から「2名ですが入れますか?」と問い合わせたら「入れます。」と言われたパターン。
お一人様だと複数客より売上が少ないから後で複数客が入るのを見越して断っているのかもしれませんね。
そして空席があってもいれないのは従業員が少ないためにこれ以上いれたら厨房が回らないパターンがありました。
私は厨房が回らないパターンには気が付きませんでした。
たしかにファミレスなど、どこに行ってもバブル崩壊後は飲食店の店員さんの数が少なくなったなぁと思います。
私が神戸屋キッチンにいたバブルの頃は33席あったのですが平日ですら常にホールにはウェイトレスが6人くらい、厨房はちゃんとしたコックさんが3人はいたように思います。
お客が「もう来ないでね」とうざがるくらいに「何かございますか?」とウェイトレスが席を巡回していました。
「そういうこともあるんだなぁ、気がつかなかったなぁ」と思いました。
いろいろな理由があることが分かりましたがやはりどんな理由だとしても
断るなら相手の気持ちをなるべく害さないように上手に優しく断って欲しいものです。
お店の方も横柄な態度の悪いお客さんにひどいことを言われたりされたりという経験かから、相手に対して毅然とした態度で対応しないとやられる!感じは気持ちはわかります。
でも大抵のお客は普通です。普通の人がお店の人に見え透いた嘘をつかれると怒りだったり悲しかったり、否定されたような気持ちになるんですよね。
学校の試験やバイトの面談で落とされたときみたいな「なんで私は入れてもらえなかったんだろう。」という嫌な気持ちになるんです。
なので優しい嘘をお願いしたいです。
優しい嘘ならわかっていてもだまされてあげられるし、
お互いが嫌な思いをしなくていいですよね。
そう思ったコツメの母さん。でした。