コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

【ごめんが】コツメの母さん。の母さんの話【いえない】

こんばんは。

コツメの母さん。です!

 

すみません。突然ですが、今月は母の日もあるということで、母の話を書きたいと思います。

うちの母は70歳です。

昔から超がつくくらい元気で、ひくくらい元気です。

本当に家族はひいていたと思います。

 

亡くなった父、いまも独身の弟、そして私もぺこぺこしながら後ろへさがっていくエビのような性格なのに、母だけはとんでもなくがんがん行く人でした。

 

子ども心に母のことは諦めており、どこか母に遠慮している自分がいました。

とにかく母は仕事がいちばんの人だったのでした。

毎日バリバリ働いて、時々嵐のように私にぶつかってきては去っていくかんじの人でした。

 

その強い性格のせいで私自身母に対して怒れることもたくさんあったのですが、母が私に謝ったことはありませんでした。軽く「ごめん」も言えない負けず嫌いで子どものような人だったのです。

 

私が保育園児の頃、怒りMAXの事件が起きました。

 

「母をたずねて3千里ぬりえ事件」です。

 

いつものごとく一人家で遊んでいた私。その日は父に買ってもらったぬりえをしていたのでした。

 

母をたずねて3千里の主人公マルコの顔の笑っているくちの部分を赤い色鉛筆で「ふちどり」していたとき、手がすべってはみ出してしまったのです。

 

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「ど、どうしよう…赤鉛筆じゃぁ消しゴムで消せないし…」

 

と呆然としていた時に仕事と仕事の合間に帰ってきたであろう母が、

 

ガラガラガラっ。と入ってきて、私のぬりえを覗き込むと

 

母「コツメの母ちゃん、何やってるの?」

 

と言ってきたので

 

私「マルコの口がはみ出ちゃった…」

 

と答えたのです。

すると母が

 

「あー。そんなのお母さんが直してあげるよ!」

 

と即答。

 

『えっ直してくれるの?どうやっ・・・』

 

とパァっと明るい気持ちになった私の手から瞬時に母は赤鉛筆をうばうと

 

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「あ・・・あ・・・あ・・・」

 

たらこ唇で微笑むマルコ…。

いえ、もう別人です。

 

こんなのはマルコじゃない・・・

私はこんなマルコにしたいと思わなかった。

お母さんみたいな大人なら、赤鉛筆を消せる方法を知ってると思ったのに…

 

頭が真っ白になり…

 

「う・・・う・・・うゎ・・・(涙)」

 

となった瞬間、そういう空気を読むのは人一倍はやい母は

 

「お母さん、忙しいから。仕事場戻るから。じゃあね!」

 

と去って行ったのでした。

 

うちの母はこういう母でした。

 

2年後、怒りの事件がまた起こる・・・

 

次号「キティちゃん事件」

 

あるかないかはわかりません・・・

 

 

コツメの母さん。でした!