コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐・社会人)、次女(コツメちゃん・高校1年生)の4人家族です。

名前をなくした女神

こんにちは!

コツメの母さん。です。

 

全国なのか関東あたりだけなのかはわかりませんが、夕方「名前をなくした女神」の再放送をやっています。

このドラマは2011年に放送された杏ちゃんが主演の連続ドラマです。

キャッチコピーは「ようこそ、ママ友地獄へ」

です。

 

杏、木村佳乃、尾野真千子、りょう、倉科カナが同じ幼稚園のママ友関係で小学校受験や、おのおのが抱えている家庭内の悩みから、嫉妬、羨望、腹の探り合いで騙したり陥れたりごちゃごちゃするドラマです。

 

ピヨ姐はこのドラマが好きで

 

「ママ友って大変だね。」

 

と言います。あんなことはないけれど、でもすこーし似たようなこともありました。

自分に起きたこともあったし、私の知り合い同士のトラブルを見たこともありました。

 

私はママ友という言葉がなんとなく嫌いなのでなるべく使わないようにして、「お母さん友達」と言っています。

変なこだわりなんですが、「ママ友」と同じくらい使いたくない言葉に「女子会」があります。お母さん同士でランチや飲み会などに行った際に、FBやインスタで「女子会」と呼ぶ方のいるのですが、私は自分のことを女子というのにちょっと抵抗があり、心の中で「婦人会」と呼ぶようにしているのです。

 

一応言っておきますが、そういうお母さんを軽蔑しているわけではないです。私のこだわりなのです(^_^)

 

話は戻って、子どもを産んでからただただ「子ども」という共通項で知り合った人というのはなかなか大変です。

私は人の懐にどんと入り込めない性格なので、お母さんになってからはなかなかお友達という人はいません。

ピヨを産んでから18年経ち、少ないけれどときどきいっしょに出かけたりご飯を食べるお母さん友達っていますが、安心して話せる人ってなかなかいないです。

きっとお互いそうなんだと思います。

 

いっしょに遊んだり時間をすごしていてもある時とんでもなく考え方や価値観が違っていてびっくりすることもあるのです。

だからとても難しいのです。

 

子が小さい頃は特にそう。大きくなるともうお母さんの付き合いはないのでとても楽です。

ちょうど「名前をなくした女神」に出て来る親子の年齢あたりが一番つらかったかもしれません。

 

私が価値観が違いすぎてドキドキしたのは

近所のお友達がおうちに招待してくれた時に、同じ歳で近所の子だからと紹介がてら私を入れて三組の母娘で遊んだことがあったのです。

そのとき、その女の子が上手におもちゃのメニューを持って

 

「いらっしゃいませ。何にしますか?」

 

と上手にオーダーをとるごっこ遊びをしていたので、私が

 

「わぁ、ファミリーレストランのウェイトレスさん、上手にできたね。」

 

と言ったのです。そうしたらそのお母さんが怒ったような口調で

 

「うちはそんなところ、連れて行ったことがないですから!!」

 

と言ったのです。初対面だったこともあり、結構びっくりしたのですが、きっとその方にとってはそういう価値観だったので私がとても失礼なことを言ってしまったのだな、と思った(というか思うようにした)のです。

 

でもその後も会えば挨拶するし、数年経った時には公園でいろいろな子育ての話をしたり、むしろ親切で優しい人なのです。後にも先にもドキッとしたのは初対面の日だけだったのです。

人って本当によくわからないものだと思います。

 

もしかしたら彼女にとって私が想像もつかないファミリーレストランに対する思いや過去があったのかもしれないですし、表面だけではわからないのですよね。

 

名前をなくした女神を見ながら思い出す

コツメの母さん。でした!