こんにちは。
コツメの母さん。です。
やっとお雛様を出しました。
もう17回くらい出していますが、初めて飾ったことがついこの間のような感じがしています。
まだピヨ姐が小さかった頃、NHK教育テレビを見ながらお雛様を出したっけ…と思いながら出しました。
あの頃は大変だったけれど時間がゆっくり流れていて幸せだたったなぁ。
この頃、ピヨ姐の小さい頃のことを思い出します。
今から15年前、ピヨ姐が2才の時に初めて家族でディズニーランドへ行った事がありました。疲れると思ったのでディズニーアンバサダーホテルも予約したのです。
私は張り切ってピヨ姐のお着替え、ディズニーランドの本、そしてビデオカメラと一眼レフをトートバッグに入れて行ったのでした。
ピヨ姐はテレビや本で見たミッキーやプーさん、ドナルドダックや三匹の子豚を見てとてもうれしそうでした。
ところがです。パークを回っている時に、ビデオカメラと一眼レフの入ったかなり重たいトートバッグをコツメの父さんが持つと「ママのー!!!ママのーーー!!」とピヨ姐は大泣きするのです。
ママのトートバッグだからパパは持つなと泣くのです。
私が持つと泣き止むピヨ姐。
そのうちまだ小さいので疲れて抱っこするときもあります。
私がピヨ姐を抱っこするためにトートバッグをコツメの父さんに渡すや否やまたギャン泣き。
「ママのーーー!!!ママのーーー!!」
泣き止まないので私は重たいバッグを肩から下げ、ピヨ姐を抱っこしてへとへとになりました。
あまりの重労働に疲れてしまい、仕方がないので途中でパークのベビーカーをレンタルし、下のカゴにカバンを入れ、ピヨ姐を乗せてホッとしました。
それでもピヨ姐は父さんが私のバッグを触らないか目を光らせています。
ちょっと触るだけで怒って泣くし、困ってしまいました。
初めてのディズニーランドは心の底からヘトヘトで、一泊したのにも関わらず、私はその日から一週間ぐらい本当に疲れがとれませんでした。
「もうしばらくディズニーランドはいいや…」
と思いました。
それから10年以上が経ち、最近ピヨ姐が言いました。
「あのさ、ずっと言わなかったんだけどさ。私、5才くらいまでずーっとパパのこと誰だろうって思ってたんだよね。朝だけ家に現れてにこにこ笑っている人を”パパ”と呼んではいたけれど、”この人いったいなんで私の家にいるんだろう”ってずっと思ってたんだよね…」
えええーーー。ショック。
コツメの父さんも「マジかよ…」と悲しそうにしていました。
そしてあの頃私のトートバッグを父さんが持つと、なぜあんなにピヨ姐が泣いたかわかった気がしました。
ママの大事なものが入っているバッグをよく知らない”パパ”と言う人に盗まれると思ったのでしょう。
ピヨ姐もディズニーランドを楽しみながら、トートバッグが盗られないかどうか気が気じゃなかったのです。
「あ、この人はお父さんなんだ。家族なんだ。」
と心の底からはっきりしたのは、コツメちゃんが生まれた時だったそうです。
小学校一二年生くらいの時です( ;∀;)
小さい頃からネタだらけ。ピヨ姐の母、
コツメの母さん。でした!
※最初3才と書きましたが、2才の出来事だったので修正しました( ´∀`)