こんにちは!
コツメの母さんです。
今朝はいつも以上にばたばたしており、家にいながらそんなことはつゆしらずのマイペースなコツメの父さんの空気読めないお気楽言動に腹が立ち、コツメちゃんにもいつもよりも強めにあたって学校へ送り出してしまいました。
夫婦というものは似たところもありますが、他人だし違う環境で育ってきた故、「信じられない・・・(オコ!)」こともありますよね。
むこうも私に「信じられない!」こともあると思います。
でもお互いの信じられない!ところをうまく補うためになおしたり、お互い寄り添ったり、時には妥協して折り合いつけていくものだと思うのですが、コツメの父さんはびっくりするくらい鉄壁です。まっすぐな大木の如し、です。
ぜんぜんぜんぜん変わりません。どどーーーん!という感じです(涙)
もう私が曲がるしかありません。
20年かけてひょろひょろの曲がった木になりました。
以前お義母さんがとあるお寺にお札をもらいに行った時、お札の裏に家族の名入れをしたらしいのですが、コツメの父さんの名前と生年月日をみて
「お母さん、息子さん、ぜんぜん言うことききませんね。」
と言われたそうです。占いはあまり信じないのですが、なんかあるんですかね。
そんなわけで私が妥協しまくっています。
私が一番すごいなと呆れているのが、
何かトラブルがあった時、コツメの父さんはまず相手が間違っているというていでやり取りすることです。
すごいと呆れるが同居しているには訳があって、
まず私はそういう
あなたが間違えてるっしょ?と思えちゃうずうずうしくて自信満々な思考が嫌いだし、絶対にできない
ので呆れ、
逆に私が100パーセント自分に自信があったとしても相手にへりくだってやり取りするストレスをためやすい性格の持ち主なので真逆の行為を自然にできちゃうコツメの父さんに対して「すごいな。よく出来るね。」と思ったりもするのです。
この点においては夫婦で真逆過ぎると思っています。
真ん中くらいがちょうどいいんですけどね。
もう何年も前の話になるのですが、二人の性格が出たな〜と思った出来事をお話ししたいと思います。
むかーしむかし、ピヨ姐さんがまだ小さかった時、3人で旅行(コツメちゃんはまだいなかった)をするために国内線に乗ったのです。
私たちの座席は窓側ではなく真ん中で、前からは2番目。1番目の座席の前は壁でした。
手荷物を上の棚に入れ、小さなバッグを前の座席の下に置きました。
まだ飛行機は動きそうもないな〜と思いながら座っていると、突然コツメの父さんの前に座っていた男の人が立ち上がりこちらを向いて
「ここ、僕の荷物入れなんだけど!!」
と強めに真後ろにいたコツメの父さんに言ったのです。
強めにいわれるとすぐひよっちゃう私が条件反射的に
「あ、すみま・・・」
と言いかけた瞬間、コツメの父さん、目を大きく開けて一言、はっきりとした声で
「は?」
のみ言ったのです。
だまる私。
『あ〜もう。すみませんって言っとけばいいのに・・・。なんでそういう態度とるのかな。でもほんとに座席の下って前の人の荷物入れなのかな?自分の座席って足起きがついてるから真下に荷物入れられないよね???あれあれ?』
とドキドキしながら数秒しーん(この間コツメの父さん、我関せずの顔)としていると、ササッとCAさんが前に座っている男の人とコツメの父さんの間にきて、
「お客様。小さな手荷物は前の座席の下に入れるのですがお客様の座席は一番前ですのでありませんから、こちらの棚にお預かりします」
と男の人に穏やかに言ってくれたのです。
その瞬間、コツメの父さんは目をキラキラさせ、ハキハキした声で
「ですよね!」
と言った。
こういうとき、私、恥ずかしいのです。
でもきっと一番前の男の人の方が今もっと恥ずかしいだろうと彼の座席を眺めながらぼんやりとしていました。しばらくするとその隣に座っていた奥様とみられるご婦人がたちあがってこちらを振り返り
「先ほどはすみません・・・」
と自分の伴侶の不躾を詫びてきたのです。
コツメの父さん・母さん
「いえいえ( ;∀;)大丈夫ですよ。」
とお嫁に罪はないので笑顔で言いましたが、横の伴侶は、しーーーーんとしていました。
発したのは
「ここ、僕の荷物入れなんだけど!」
のみでした。
私はこういうことがあるとご夫婦のことまでなんか想像してしまって、この奥さん大変かも・・・とブルーな気持ちになります。
飛行機が動き出してもブルーな気持ちになります。
勝手な妄想が止まりません。
そんなコツメの父さん、もう忘却の彼方らしく、私のひじをツンツンしてきて
「ねぇねぇ、食べないの?コツメの母さんちゃん、スナックいらないなら僕に頂戴♡」
と言ってもしゃもしゃ食べては飲んでいる。
あぁ〜。いいなぁ。その性格。切り替え早いなぁ。
私には無理だぁぁぁぁぁ!!!!
と思いました。
今回の機内荷物事件はこちらが間違っていませんでしたが、逆パターンもあります。
でも間違えてもコツメの父さん、平気なのです。
「あ、僕の勘違いでした!ごめんなさい!」
と素直に認めてあやまるからいいけど、もうちょっとまずは自分に非があるかもと考えてから行動して欲しいといつも思っています。
思い出したらあの時のドキドキが蘇ったコツメの母さん。でした!
追記
付け加えます。
あわてて締めを書くのを忘れてしまいました!!
私としては私が自分の答えに自信がなくて先にすみませんって言っちゃえばいいと思っているチキンなところがダメだぁとも思っているのです。
相手が間違えているのを指摘しないのは後で「何で言ってくれなかったの?」と言われてしまうこともありますよね。
相手が間違えてる!と強気でいくのもよくないけど、間違えることが怖くて言えないというのもよくないですよね。
コツメの母さん。でした!