こんにちは!
コツメの母さん。です。
専業主婦で友達との交流も少ない私が、最近社会の風にちょっと当たった話です。
ずっと家にいるとなんらかの職業に就いている人というのは夫くらいしかいません。
コツメの父さん(夫)は家の中でものすごくおしゃべり(自分のことばかりですが・・・)する人なので、私にとって世の中の一部分は父さんを通じての世の中になっています。
コツメの父さんは長きにわたり好き話し相手であり、相談相手でもあります。
先日、数十年ぶりに同級生に会いました。同級生は大学で先生をしています。
先生ですから、学ぶということに対して本当に真面目です。
シニカルで斜に構え、ウィットに飛んだ話し方をする人なのですが、その言葉の合間合間にものすごくゼミの学生を子供のように想っているのがつたわってきました。
おそらく学生からとても慕われているんじゃないかなぁと思います。
とにかく学生には学んで欲しいという気持ちひとつの同級生ですからブレがないのです。
ブレがないというのはすごいことです。
ブレがないから、学生が学べなくなるような事態を同級生はとても危惧していました。
私はこんな先生に子どもを預けたいなぁと思いました。
同級生は学生が大学のブランドに引け目を感じていることも気にかけていました。
「学生をみているとどうしても自分は早慶に負けてる、早慶より下という意識を感じる。でも僕は自分のいる大学の施設や先生の質は変わらないと思っている。」
と自信をもって言っていました。
それを聞いて本当にハッとしました。
私も心のどこかで学校の中身なんてよくよく考えもせず、学校の名前ありきで考えていたよ…
それはよくないこととはわかってもいるのですが、どうしても大学の名前のこだわりがぬぐえずにあったのだと再発見です。
今、我が家のピヨ姐さんは健康に不安があり、なかなか勉強ができない状況にあります。
ピヨ姐には自分の好きなことをして心が元気になってほしいと思っているのに、自分の見栄とかエゴ、世の中の常識にふりまわされてでブレること、しょっちゅうなのです。
そんなとき、久しぶりにあった同級生の話は心に風がふいたような気持ちになりました。
とにかくピヨ姐が元気にやりたいことができる場所にたどり着けることを願おうと思えました。
イライラすることもあるけと、親はサポートするのみ。
子どもの意思を尊重しよう。
と素直に思えたのです。
もし自分が一番行きたいと思った場所がだめで、二番目三番目のところに行くことになったとしても環境を最大限利用し、積極的に向かい合うことができたら、きっと道は開けるよね。
ときどきいろいろな人と話をしたり、話を聞くことって大事だなぁと思いました。
コツメの母さん。でした!