こんばんは!
コツメの母さん。です。
昨日のぼんやりとした1日とはうってかわって今日はたくさん外に出た1日になりました。
四六時中悩んでいる訳ではないので大丈夫だと前置きしますが、私にはずーっと何年も継続している悩み事があります。
それは平日の朝にやってくることが多いです。
いつかこの事をブログにしたいのですが、ネガティブな話題だし、そのテーマだけで大河ドラマになりそうだから、いずれもう一つブログを作りたいなと思っています。
で、本日もそのことで心乱され、ざわざわとしていたのです。大好きな家の中にもなんだかいたくない気分になり…。
ふとコツメの父さん(夫)からもらった無料の映画チケットが今月いっぱいだったことを思い出しました。
今からいけそうな映画館の上映スケジュールを調べると
を上映している映画館がありました。あと1時間で上映だったので家着に薄手のコートを羽織って急いででかけました。
原作も読んでいないし、出る俳優さんもチェックせず、滑り込みセーフで入ったのですが、朝のざわざわした気持ちを忘れて最後は泣いてしまいました。
ちょっとだけネタバレになってしまうのですが…感想です。
普段から私、
「切ないストーリーの映画って、死、難病、タイムスリップ、あと幽霊のどれかを使えばいいってものばかりだよね。これ扱えば切なくなるの、悲しくなるの、当たり前だよ。そろそろもっと新しい手法を発明して欲しいって思う。」
と思っていたのです。つい最近では「君の膵臓を食べたい」を見て泣いちゃったと言って小説も買ってしまったコツメの父さんに対しても冷ややかに言っていたのです。
そんなわけで、映画の序盤から「でた。タイムスリップネタか…」と思いました(^_^;)
でも、観ていくうちに
『死やタイムスリップというある意味単純でベタなツール(って言ったらだめかもしれないけど)を使うことによって作者の伝えたかったテーマがよりたくさんの人たちにより伝わりやすくなるんだな…』
と思ったのです。
現実には起こるはずもない奇蹟を見て、なぜか見ている私たちが自分の経験や記憶に重ね合わせて共感したり、気づかされたりするんだなぁと思いました。
この映画を見て思ったのは
「思っていることを言葉にしていくことの大切さ。」
です。
ときには傷ついたり傷つけられたり誤解したり誤解されたりすることもあるだろうけど、言葉にして伝えることをあきらめなければ道は開かれてゆくものだと思いましたよ。
私もちょっと素直になってコツメの父さんが涙したという「君の膵臓を食べたい」も機会があれば観てみようかなと思っています。
コツメの母さん。でした!