コツメの母さん。今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐)、次女(コツメちゃん)の四人家族です。

同い年、同じ性別。お母さんの付き合いは難しかったです。

こんにちは。

コツメの母さん。です。

 

面白い保育士さんの漫画だなぁと思いながら読んでいましたが、このお話を読んであぁ、こうやって言えばよかった、この保育士さんのようなスタンスをとれたらよかったのかもしれない、と思いました。

最近同じような出来事があったことを思い出していたのです。

 

www.oricon.co.jp

リンク先のお話は

 

この作者である保育士さんに女の子を預けにきたお母さんが七五三の写真を見せます。

写真にはいっしょにかわいい顔のお姉ちゃんも写っています。

「お姉ちゃんも一緒に撮ったんですね。」

というと母親は

「お姉ちゃんはかわいいでしょ」

というのです。

下の女の子のことも「かわいい」と言う保育士さんを遮って

「この子は父親に似て不細工ですから」

と、女の子の前でいう母。

 

母親は子どもを託すと仕事へ。

ふたりきりになったときに保育士さんは

「かわいかったよ。」

といいます。

だまったままの女の子。

 

そして

 

何を言っているかわからないと思っているかもしれないけれど、子どもはわかっていますよ、

 

で、しめています。

 

私も同じようなことがありました。

 

相手はすごくやさしいお母さんでした。

同じマンションで同じ階に住んでいて、近所の赤ちゃん教室で知り合ったお母さんでした。

いろいろ助けてもらっていました。孤独になりがちな未就園児の育児で、話し相手になってくれました。

 

お互い同じ歳で月齢も近く、女の子でした。

 

この漫画と同じくらいかもう少し小さかった時、3歳くらいだったと思います。

ある日、マンションの廊下で子どもづれでちょっとだけ世間話をしていた時です。

彼女の子どもはとても恥ずかしがり屋でした。

初めて我が家に家にいれた時も、お母さんのそばをはなれないで何もしないでじっとしている子でした。

彼女はそれをとても悩んでいました。

 

その日も女の子はお母さんの足の後ろに立って、お母さんのスカートをつかんだままちょこっと顔をのぞかせていたのです。

私はピヨ姐と手を繋いで親子同士向かい合った形で彼女と話をしていました。

すると彼女が言いました。

 

「いいなぁ。ピヨ姐ちゃんは。目が大きくてかわいくて。髪も長くてさらさらで。うちの○子はブスだから。」

 

えっ…

 

と思いました。彼女は私よりけっこう上の年齢でした。

それだけでちょっと気をつかっているのに、なんてひどいことを言うんだろうと思ったし、それを言われて私はどうリアクションすればいいのか、とても困りました。

 

「そんなことないですよ。○ちゃんかわいいじゃないですか!」

 

と必死に言ったらもう一回ブスだからを言った…。

 

どうしよう…と思ってふと視線を落とし、彼女の後ろに何も言わず(小さいから言葉もまだまだ)立っていた○子ちゃんを見た時、ハッとしました。

ハッというよりギョッとしました。

 

いつも心配そうにおどおどしていた表情の○子ちゃんが

 

目に涙をためて、ものすごい形相で、自分の母親に対してではなく、ピヨ姐を睨んでいたんです。

 

歯をくいしばってぎぃーという顔をしていました。

うちの娘は会話の内容がさっぱりわからないみたいで涼しい表情で立っていました。

あの子はわかっていました。

 

そのことを彼女は知りません。

 

私は今後、ずっと付き合っていくはずのこの子と娘の関係が心配だな…と直感しました。

 

彼女とはずっと表向きはうまくやっていたと思いますが、やはりずっと気を使っていました。

とても意識されている気もしました。

まだ月齢がうちの方が早かったこともあり、なんでもできるのが早いように見えたのだと思います。

 

考えようによっては好かれていると思われるかもしれませんが、参観日に幼稚園にいったら、小学校へいったら、同じクラスになったこともないのに、必ずといっていいほどピヨ姐の絵や作品や文章について感想を言われました。

お泊まり教室の様子を録画したDVDを幼稚園で買った時も、ほんの一瞬、豆くらい小さく写っていたピヨ姐の朝食シーンも食べ方まで言われました。

私は彼女の子どもの作品とか、映像の様子とか気にしたことがなくて、ちょっと怖いなと思いつつ、

 

「こんなにうちの子を見てくれてるんなら、私も見た方がいいのかな…」

 

と思ったものです。

 

一方、ピヨ姐はものすごく頑固で癇癪持ちでした。

○子ちゃんも流石に幼稚園になると、おとなしいけれどお母さんから離れて元気に遊べるようになりました。ごっこ遊びしていてもピヨ姐が「この役やりたい。」と言うと必ず譲り、最初からピヨ姐を優先していました。

ピヨ姐>○子ちゃん

の図式になっていました。私は公園で遊んでいる時、いつもハラハラしていました。

注意しても叱っても治らず、家に帰ってもしつこく叱っていました。

 

○子ちゃんはその我慢をお母さんに言っていたんだと思います。

遠回しに優しい感じで苦情を言われることも時々あり、私も謝り、叱ったのですが、ピヨ姐は一向に聞き入れませんでした。それが私の悩みでもありました。

 

私はピヨ姐の発達についてもとても心配していました。

言うことが聞けないのです。

おもちゃがほしいと泣き叫ぶとか、そういうことはありません。

飲食店にいってもおとなしく行儀よくできるので、私はピヨ姐を連れて歩くのは苦ではありませんでした。

 

一見、普通の良い子に見えるのです。

 

そんなピヨ姐、ほんとうに自分の好きなことややりたいことにたいして反対された時に譲ることができないのです。

それが原因で仲間外れになって一人になったとしてもやり続けてしまう子でした。

小さい頃は仲間外れになっていることすら気づいていませんでした。

友達と遊ぶことよりも自分の好きなことを優先させる子だったのです。

 

こういった特性は、普通のお母さんにはわかりません。

当時、私でさえも心配しつつもわかっていなかったくらいです。

(当時すこしずつ注目されてきたアスペルガーなどの本を読んでも、共通しているんだけどこれだという決め手がないのです。そうなのかな、でもやっぱり違うみたい…と悩んでいました)

 

だから彼女は本当は心の中で娘のことを単なるわがまま(まぁ、誰が見てもわがままなんだけど)と認識し、私を叱らないお母さんだと忌々しく思っていたのだと思います。

 

私もそれがわかっていたので、とても気を使っていました。

だからピヨ姐をぎゅうぎゅうに叱っていました。

言うことを聞いてくれなくて、怒って、最後はしつけもできない自分をせめていました。

 

でも、です。

 

幼稚園も年長くらいから小学校になり、言葉が達者になってくると

 

「あれ?」

 

と思うことが増えていきました。

 

「うちの○子が言ってたんだけど、ピヨ姐ちゃんってAちゃんといつもけんかしてるみたいね。」

 

など、家で話す○子ちゃんの言葉を彼女はそのまま私に伝えてくるようになりました。

そのことが普段から娘の言っていることと違っているんだけど…と感じることが増えてきたのです。

ピヨ姐は普段から

”○子ちゃんがAちゃんを仲間外れにして、好きなBちゃんの腕をつかんで私とAちゃんを置いて帰ってくんだよね。”(四人は帰り道が同じ)ということを言っていたのです。

 

実際私自身が帰り道で目撃したこともあったので、おかしいな…と思っていたのですが、小さい頃からやんわりと苦情をいわれ、ピヨ姐はわがままと思っている彼女に言いかえすことができませんでした。

 

表向きの

ピヨ姐>○子ちゃん

の図式は私の心にとっては

○子ちゃんと○子ちゃんの母親>>>私

の図式でした。

 

いや、私は彼女でなくても誰であってもわたしは言い返せない情けない人間だったのです。

 

ところで賢明な読者のみなさん、お分りいただけますか?

ピヨ姐のセリフです。

 

自分も置いていかれているのにA子ちゃんを仲間外れにしている

 

というピヨ姐…。

 

あ、あんたも仲間外れになってるのになにのんびり言ってるの???

 

あの頃は危機感がなく、おめでたい子でありました。

 

話は脱線してしまいましたが、私が経験した漫画のその先は

 

○子ちゃんの悔しい思いは母親に向けられず、ピヨ姐に向いたこと。

 

そして引越しをして離れたいまでも時々付き合いが親同士、子同士、ほそぼそと続いていますが、

 

なんとなくうまくやっているように見えて

 

歪んでいるように感じます。

 

私が歪んで見ているのかもしれませんが…。

 

 

このお話は続きます。

コツメの母さん。でした。