今日は何かやってみよう。

日々の出来事を書いていこうと思います。家族は私、夫(コツメの父さん。)、長女(ピヨ姐)、次女(コツメちゃん)の四人家族です。

子育てを杜子春から学びました。の巻

こんばんは!

コツメの母さん。です。

 

読者になる、が144になっていましたΣ(・□・;)

ありがとうございます!

 

今日はちょっとだけ、長女のピヨ姐さんについて書きたいと思います。

ピヨ姐は高校生です。

ピヨ姐は小さい頃までは他人様から見れば普通の、いや、よい子の部類に見えていましたが、本当は難しいところがありました。

ものすごく頑固で融通がきかない。テコでも動かない性格で、私が注意したことを素直にきいてくれたということがほとんどなかったように思います。

私はそれが悩みでもあり心配でもありました。

 

お母さん友達からはそうは思われなかったのですが、私にとっては難しい子どもでした。割合勉強が得意だったので、本人がやりたいということで中学受験し、今は中高一貫校へ通っています。

 

小6の始めくらいまでは自分の意見をしっかり言える性格は強めの元気な子だったのですが、同じクラスで同じ塾に通っていた体格がよく、口の達者な女子に目をつけられてから性格が変わってしまいました。

 

小6の秋頃から、精神的なものからくる体調不良で学校を休みたいと言ってくることや早退などが増えてきたのですが、

 

「公立中学に行ったら私をいじめるあの子のとりまきの子たちと一緒になってしまう。だから絶対私立に行きたい。」

 

という気持ちで受験をし、志望校に受かりました。

 

合格してよかった、新しい生活が始まるね、と思ったのもつかの間、入学後しばらくして親が心配するほど無気力になってしまいました。

 

成績も悪く、勉強もしない、塾に行くといってもすぐやめる。

普段も勉強しないけれど、テスト前にもしない。

提出物もださない。だらしない生活…。

 

本当にどうしちゃったの???と心配と苛立ちで中学三年間私は怒ってばかりいました。

怒ったらどんどんピヨ姐は自分の世界に閉じこもります。

中学三年生の後半になり、自分でもだめだと思ったのか、「部活をやめて違う部活に入る。」だの「楽器を始めたい」と言い出します。迷走全開フルスロットルです。

何か突破口を模索しているんだろうと思ったので、私もコツメの父さんも娘の「やりたい」には協力してきました。

人から見たら大甘の大甘やかしです。

 

そしてやはりそれらが長続きすることはありませんでした。

せめて悪びれるそぶりくらいあってもいいんじゃないの?感謝の気持ちもないの?とも思いました。

 

やりたい→協力→中途半端にやめちゃう

 

の繰り返し。

 

進学校なので本当にこつこつやってほしいのは勉強だったのですが、勉強までいきつくこともなく、それ以前の問題でいざこざが絶えませんでした。

これ以上落ちる場所なんてないよね、と思ったら更に落ちる。

底がないよという感じでした。

 

娘はおかしいんじゃないかと心配しても娘には自覚がない様子でした。

今になってピヨ姐は

 

「中3の時が一番おかしかったけど、気がつかなかった。ママにそれっぽいこと言われても腹がたつだけだった。」

 

と言います。

 

高校生になってもそれは続きました。

口うるさく言いすぎてもいいことなんてなくて、私は

 

「本人が自分で気づかなくちゃだめなんだ。」

 

とやっと思いました。

 

その時、子供の頃に読んだ芥川龍之介の「杜子春」が浮かびました。

ピヨ姐は杜子春みたいなんだ。

杜子春も大して苦労もしないで仙人からチャンスをもらうとすぐにそれをダメにする。でも仙人は杜子春にまたチャンスを与える。またそれを杜子春はたいして感謝もせずダメにする。

うちのピヨ姐もそうだ。。。と思いました。

 

でも仙人は私みたいに杜子春を責めない。

また優しい言葉を投げかける。

そして最後に仙人は杜子春に気づかせるのです。

 

自分は杜子春にでてくる仙人になれるのかな。

ピヨ姐は杜子春のようにいつか気がつくのかなと思いました。

 

昨年、とうとう娘の体調が本格的に悪くなり、遅刻や欠席を繰り返すようになりました。ストレスから睡眠がうまく取れないと言うことがわかり、そのあたりからやっと責めるんじゃなくて娘に寄り添ってあげなくちゃと思うようになりました。

 

そういう気持ちになってからです。気がつけば娘と喧嘩をすることが少なくなり、娘も思っていることを私に話してくれるようになっていました。

私の世間話を娘がいつのまにか普通に聞いているようになっていました。

 

ただ、こうなれたの、ここ2ヶ月くらいです( ;∀;)

 

よくはなっていますが、娘の体調不良が完全に治ったわけではないので、きっとまだまだ長い長い道のりです。

私は仙人になれるのだろうか。娘は杜子春のように変われるのだろうか。

先のことは分からないけれど、気持ち穏やかに過ごせるようにしていきたいなぁと思います。

 

コツメの母さん。でした!

 

青空文庫で読めます↓

 

芥川龍之介 杜子春